残念ながら14話が最終話となってしまったタイパク。
誰がどう見ても打ち切りエンドだっただけに、色々と改修されていない伏線や謎があるのでそれらを紹介していこうと思います。
単行本で追加される可能性も0では無いですからね!(ちなみに2巻も買ってレビューします)
公園のじいさん
アイノイツキが漫画を描こうと思った原点になったじいさんが居ましたが、結局1回出てきただけで正体は不明のまま公園にジャンプを大量に持ち込んだ不審者で終わってしまいました。
ただの予想ですが、おそらくこのじいさんはイツキを助けられなかった世界線の佐々木だったんだと思います。
「昔は全人類を楽しませる漫画を描きたかった」と言ってますしね。
何故未来の佐々木が過去に居るのかは不明ですけど、打ち切りじゃなければ色々と案があったんでしょう。
師匠
佐々木には七篠先生という師匠が居ました。
結構意味ありげに描かれていたのですが、結局1回も登場することなく終了。
この頃は未来からジャンプを送ってきてるのは師匠なんじゃないかと思ってましたが、何の関係もありませんでした。
フューチャー君の正体
人の想像する力が生んだ幽霊というボンヤリとした説明しかされておらず、結局正体不明だったフューチャー君。
誰が作ったのかも、何故あんな能力があるのかも、何故アイノイツキを救おうとしているのかも不明のまま。
タイムパラドックスが題材の作品なのに、その辺りの設定を一切明かさず終わるというのは打ち切りならではでした。
借金
謎というよりは矛盾に近い物なのですが、結局佐々木が抱えている借金がどうなったのか、どうやって金を工面していたのか、またホワイトナイトで稼いだ金をどうしたのかは謎のままでした。
別に細かい事なので描写しなければそこまで気にしなくてよかったのに、ガバガバ宝くじまで絡めて話に出したもんだから突っ込まざるを得ないというね。(ついでに止まった時の中での漫画喫茶と画材の無断利用も)
この問題に関しては多分打ち切りじゃなくても解決されなかった気はする。
脇役たち
佐々木の受賞作を覚えていた編集長、この作品唯一の良心菊瀬さん、やたらとキャラが濃かったアシスタントの3人など、明らかに活躍させようと思って出したであろう脇役たちが全然活躍せずに作品が終わってしまいました。
特に編集長と菊瀬さんに至っては1話で出番終了ですから酷い話です。
本当はバクマンみたいにしたかったんですかね。
まとめ
以上、私が特に気になっていた未回収の伏線や謎でした。
せめて打ち切られるにしてもフューチャー君がどういう存在なのかぐらいはキッチリ描いてほしかった・・・
市真ケンジさんtwitterで解説してくれないかな。
コメント
来月頭にはもう発売なんですね。二巻のレビュー楽しみにしてます!