さくら荘のペットな彼女とは
鴨志田一先生のライトノベルを原作としたアニメ作品で、2012年10月から2クールにわたって放送されていました。
制作会社はJ.C.STAFF。
芸術大学に通う主人公が色々あってさくら荘という所へ飛ばされ、そこで非常識なヒロインたちに振り回されるというストーリーです。
サムゲタン事件
6話でヒロインの1人が熱を出して看病するシーンがあるんですが、原作では何の変哲も無いおかゆを食べさせていたのに何故かアニメではサムゲタンに差し替えられていました。
しかもサムゲタンに関する台詞まで追加されていたのですが、わざわざシンプルなおかゆからサムゲタンにしたメリットが感じられず制作側の意図がよく分かりませんでした。
そして元々ネットには韓国を嫌っている層がかなり居る上に、この頃は日本と韓国で色々な問題があったりこの事件が起きる少し前からサムゲタンが各メディアで猛プッシュされていたりした事もあり大炎上。
未だに「アニメでの無駄な改変と言えばこれ」と例に挙げられるぐらい伝説になっています。
また、23話の卒業式では国歌斉唱が削除されたり日本国旗が描かれなかったりして更に炎上したりと、悪い意味で話題に事欠かないアニメでした。
改変理由
結局どういう理由でサムゲタンにされたのか公式からの説明は無かったんですが、6話を担当した脚本家の伊藤美智子さんが「思想は作品に込める。それが信念」とツイートしていたので(現在はアカウントごと削除済み)海外の下請けが勝手にやったわけではなさそう。
ちょっと前のパリピ孔明みたいに大体こういう他の国の要素がぶち込まれる事件は下請けが勝手にやってそうなイメージだっただけに意外でしたし、そのせいで余計に炎上してた気もします。
また、この事件とは全く関係ないアニメスタッフが
では何故原作から改変したかといえば、アニメとしてのわかり易い表現を求めた結果です。かつお出汁香るシンプルなお粥を美味そうに描くのは至難の業です。
と擁護ツイートをしてたんですが、6話を担当していたスタッフは別の作品でおかゆを描写していましたし病人にこのボリュームのサムゲタンは常識的に考えておかしい・・・
誰がどうみても不必要な改変でした。
さくら荘に限った事ではありませんが、「このアニオリ絶対叩かれるだろ」って物を世に出す前に誰も止めないアニメ業界が不思議でならない。
コメント
懐かしい。ED曲が好きでした
この件は正直どうでも良かった(韓国料理でなければ炎上しなかった程度の改変)けど、登場人物に全くと言って良いほど共感できなくて途中で切ってしまった
まぁ、思想を込めるのであれば原作付きの作品ではなく自分の作品で勝手にやれって感じですね。これ系の炎上で言えばくまみこなんかもそうでしたが、原作者の方はお気の毒でした
他人の作品に自分の思想をねじ込むような奴はあらゆる業界から消えてほしいね
なろう転生系のアニメ化で、「原作の1〜3話をとばして派手な戦闘シーンをアニメ1話にもってくる」って手法も意味不明。
今期だと転生賢者の異世界ライフ、それ以前だとクマクマクマベアー、蜘蛛ですが何か。
原作の1〜3話が面白いからヒットしてアニメ化してるのになんでアニメ製作陣が勝手に改変してるんだ?って思う。
というか、漫画にしろなろう小説にしろ、作者が数ヶ月〜数年かけて面白くしようと努力してるのに、確実にそれ未満の期間しか作品に関わってない人間が、アニオリ/改変といった勝手なことするのか不思議でならない。
SPYFAMILYの”核爆弾から守る”が”隕石から守る”に差し替えられたのも、そもそも東西冷戦や暗殺が題材なのにそこだけ配慮するのは何故?って感じ。
サムゲ荘のキムチな彼女じゃん
アレは風邪っぴきに食わせる料理でもないし言い訳効かないよね、卒業式の件もあるし
次作の青ブタは映画までやらかし無く終わって良かった
アレってどちらかと言うと病み上がりの人に栄養を付けてもらうために食べさせる料理らしいですね、しかも鶏肉を一羽丸ごと入れたのはその中でも豪華な奴だそうで。
なので、サムゲタンを寝込んでる人に振舞うのは複数の意味で間違ってたという…(もはや後の祭りですが)
作品に思想を込めるのは完全オリジナル作品でやってくれませんかねえ…
単にこれ作者が可哀想でしたね
ABEMAのアニメで風邪やおかゆのシーンが出てくると「よしサムゲタンだな」「サムゲタンじゃないのかよ」みたいなコメの流れが今でも通常運行ですからね…なかなかに罪深い
どこの国でもある程度はやってるけど、韓国その中でも自国の文化振興に熱心。
額面上は毎年日本より少し多い程度の文化振興予算を組んでいて、それは国家歳入からの比率では日本の約7倍程度になる。
それで今まで日本でも「韓流ブーム」が作られている。
そういう前提の中で、毎年韓国外務省から「今年の韓流ブームのお題目」が設定されていて、この年は「サムゲタン」がその一つだった(発祥は中国のはずだが)。
こうした「お題目」の要素を組み入れると、テレビ局側は韓国から様々な優遇をされると噂されている。
指定された韓流タレントを使うと安く使えるとか、むしろお金を貰えるとか、韓国絡みの取材の時に便宜を払ってくれるとか。
だからテレビ局側に「韓流ブームノルマ」があり、そのノルマを強制か取引かでアニメ制作の現場にまで持ち込んだのでは?という予測が当時出回っていた。
実際サムゲタンはその当時他の局でも不自然にプッシュされていたしね。
まずなんでその何年も前の話をいきなり持ってきたのかが気になる
最近ビルボードチャートで複数回ダウンロードを除外するという
集計方法の改善をしたらあちら系の順位がすごく下がってたから
それがきっかけかもね
そういえばこんな工作?もあったよね、みたいな~