しずかの感情爆発
今まで名前の通り物静かだったしずかが15話にして遂に感情を爆発させました。
邪悪な面ばかり強調されてましたが、チャッピーが居なくなったからおかしくなっただけで元はただの小学4年生ですからね。
更に母親だって基本家には居ないわけですし、誰にも相談出来ないのが普通でしょう。
今まで我慢してきた感情を爆発させたのは、バカで無能でもしずかの事を見ててくれたタコピー相手だったからなんだと思います。
扱いこそ最悪でしたが、やはりしずかにとっては特別な存在だったのでしょう。
補足
細かい話ですが、「保健所の人の胃の中”も”調べなきゃ」としずかが言ってるので、やはり妹2人の胃の中は調べたようです。
ただし、調べた後どうしたのかは描写が無いまま。
さすがに殺しては無いと思いますけどね。
また、1人で船に乗ってはダメと言われて歩いて帰ってきたから1年もかかったみたいです。
東京に行ったときはお花ピン刺して乗ってたんですけど、帰りにその手が使えなかった理由は不明。
ここら辺は読者の想像にお任せって感じです。
ようやく話を聞くようになったタコピー
相変わらずバカのままですが、ようやく話を聞くことを覚えたタコピー。
確かに思い返してみれば、今まではずっとしずかに言われるがまま道具を出すだけでしたからね。
結局しずかの悩みは何も解決できないものの、ようやく分かりあえた気がしました。
ちなみにここから台詞無しでしずかとタコピーが過ごすコマが幾つかありますが、伸びた髪の毛を切っているコマがあるので長期間一緒に過ごしていると思われます。
ハッピーカメラを使うため犠牲になるタコピー
見た目だけ綺麗になってたハッピーカメラは結局壊れたままでしたが、タコピーのハッピー力を犠牲にする事で1回だけ使えるようになりました。
せっかく話を聞くようになったと思ったら、しずかの幸せを優先して「待って」という言葉も振り切って自分を犠牲にしてしまう皮肉な展開でした。
感動的なシーンではあったんですが、突然出てきたハッピー力という物で解決してしまうのが少し残念な気がしました。
ただ、今までも突然出てきたハッピー道具で解決する展開は何度もありましたし、大事な事を突然言い出すのもタコピーらしいので今まで通りではある。
とは言え何かしら匂わせは欲しかったなーと思うので、何処かにそういう描写が無いかまた読み返してみるつもりです。
最後のタイムリープ
という事で、タコピーが自分を犠牲にしてハッピーカメラで最後のタイムリープを行い、チャッピーが連れ去られる前に戻ってきました。
しずかは記憶を失ってるようですが、他の人がどうなってるのかは全くの不明。
また、タイムリープしたので過去のタコピーは居てもおかしくは無さそうですが、そこも不明。
そして次週はとうとう最終回。
第1話が「2016年のきみへ」だったのに対し、最後は「2016年のきみたちへ」となっていたので、全員救われると思いたい。
バッドエンドを期待してる人も結構居るでしょうけど、最初からタコピーは「これは、ぼくときみの最高にハッピーな物語」と銘打っていたので私はハッピーエンドだと信じています。
下巻の表紙が仲直りリボンを結んだまりなだったので、しずかとまりなが仲直りリボンで仲直りして、まりな母とも和解し、直樹も母や潤也と上手くやっていく、そんなハッピーエンドが見れる筈だっピ!
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