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『さいくるびより』とは
『さいくるびより』は2024年5月13日発売のジャンプ24号からスタートした作品で、作者は「小林おむすけ」先生。
ジャンプで何度か読み切り作品を掲載した経験があります。
以下あらすじ。
ある日突然瞬間移動の超能力<サイク>に目覚めた佐山ことねの前に現れたのは、サイズ変更のサイクである須谷ねむる。
出典:https://www.shonenjump.com/j/rensai/saikurubiyori.html
ひょんなことから同居することになった2人。
超能力者ばかりが住むシェアハウス・サイクハウスでの、ねむるとことねの、ふしぎでふつうな毎日が始まる!
特に優れた点が無い
言っちゃ悪いんですが、1話を読んだ時点でさいくるびよりが他の作品より優れている点が見出せませんでした。
画力は微妙だし、キャラが魅力的な訳でも無いし、設定が独特な訳でも無い。
また、シリアスにしたいのかギャグにしたいのか日常系にしたいのかも分からない曖昧な内容でした。
少し前に始まった『超巡!超条先輩』と若干内容が被ってるんですが、あっちは少しシリアスな部分は入れつつもギャグ作品という事がちゃんと伝わる1話でした。
ヒロインが万引きして逃げる
1話でいきなりヒロインが超能力(サイク)を使って万引きした挙句、それがバレると逃げ出していました。
母子家庭で母親が倒れてしまったという事情はあるんですが、このヒロインは友達や大人に全く相談する事無く万引きで空腹をしのいでいました。
また、悪いと思ってるのにバレたら逃げ出すし1話時点で好感度がかなり下がってしまいました。
悪かった部分
大人に相談とか行政に頼れとかそういう話は抜きにしても、悪いと思ってるんだったら逃げるのはおかしい。
「私が捕まったらお母さんの入院費はどうなる」と言ってたが、学校やめて主人公たちに追われながら金を払うのであれば更に犯罪に手を染めるのは目に見えてる。
しかも主人公が「捕まるとか捕まらないとかじゃなく」って言ってるのに話聞かず逃げ出してるのもマイナスポイント。
また、万引きが謝罪だけで済んで大量のおにぎりまで貰えた挙句、そのコンビニを主人公が破壊する始末。
作者の倫理観が少し読者とズレてしまっているように感じました。
そもそも万引きを良しとしてるならバイトせず直接金を盗めって話になりますし、もっと言うと主人公とヒロインの出会いに万引きが必要だったのかどうかが疑問。
ヒロインのサイクが暴走してしまって主人公が止めるという流れでも良かったんじゃないだろうか。
ジャンプラのコメント欄が荒れる
本誌の新連載は試し読み枠としてジャンプラに掲載されるんですが、案の定コメント欄が万引きの件で荒れていました。
万引きを批判する層と批判を批判する層。
まあヘイト管理ミスったせいなので荒れて当然だと思いましたがね。
以下いいジャン順のコメント。
まとめ
1話時点ではこれが人気作品になる未来が全く見えず、無駄にヘイトを稼いでしまって打ち切り臭しかしませんでした。
願いのアストロもいきなり失速してきたし、極東ネクロマンスは人気になる未来が見えないし、新連載全滅もあり得る。
もっと可能性を感じる新連載は無いのか!?
ほぼ打ち切り確定
8話でアンケがドベになっていました。
9話まで耐えられず8話でドベになるのは全くアンケが取れてない証拠ですし、このパターンに入って打ち切りにならなかった作品は皆無なのでほぼ打ち切り確定と言って良いでしょう。
生き残る要素が何一つ無かったので納得でしかないが。
コメント
おむすけ先生は去年の金未来杯もイマイチだったから不安に思ったが案の定
なんでこれが連載OKされたのかわけわからん
今のジャンプは他にマシな作家おらんのか
一生万引きネタ擦られるの可哀想だけどしょうがないね笑
この女の子の能力最強すぎんかバトルなら心臓とか掴めそう
政府も把握してるのに物体移動とサイズ変更なんていうscpならケテルクラスが野放しなのちょっとやばくない
ヒロイン頭良い設定なのに能力を万引きに使うとか頭悪く見える
引越し業者のバイトでもやれば能力で超効率的に家具の搬入とかできそうだわ
あとコンビニ店主のフォローもいかにもすぎて納得はできない
ドリトライとかもそうだけど、これで連載OKを出す編集部が一番悪い