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『忍者と殺し屋のふたりぐらし』とは
『忍者と殺し屋のふたりぐらし』(通称にんころ)はコミック電撃だいおうじで連載している「ハンバーガー」先生の漫画が原作のアニメ。
制作はシャフト。
ジャンルはダークコメディとなっており、基本ギャグ作品ではあるもののかなりエッジの効いた内容となっています。
以下あらすじ。
面白い
今期見始めたアニメを切りすぎて見るアニメが無くなってたので後から見てみたんですが、意外と面白かったです。
忍者と殺し屋という擦られまくった組み合わせだったため見る前は「またこの手の作品か・・・」と思って0話切りしてたんですが、いざ見てみると大分狂った作品でした。
狂った倫理観とブラックジョーク
まずにんころ最大の特徴は狂った倫理観です。
殺し屋のこのはが忍者の里を抜けて来たさとこを追ってくる忍者たちを返り討ちにするのが主な流れなんですが、一切躊躇なく殺すし罪悪感も全く持ってない。
そしてさとこも一切躊躇なく自身の術で死体を木の葉に変えて証拠隠滅してニコニコ。
更に依頼さえあれば学校の友達の父親であろうが容赦なく殺し一瞬で次の展開に進む。
おまけに殺された忍者たちの楽しそうな飲み会の姿だったり、殺された後に代わりに入ったバイトの方が上手くやってる姿をCパートに入れてきたりして視聴者の心を抉りにきます。
普段は倫理観にうるさい私なんですけど、ここまで振り切ってネタにしてると1周回って面白い。
制作陣もちゃんと自覚した上で作ってるのが分かりますしね。
ただ、ここまで好き放題してる主人公2人に何か罰が下ってほしいという気持ちも若干あるのでそこは期待してます。
また、倫理観が狂ってるだけではなくちょいちょい入るブラックジョークが面白い。
さとこがやっと受かったバイトが都市伝説の死体洗いのアルバイトだったり、しれっと背景の電柱に殺された父親の張り紙があったり、色々小ネタを挟んでくるのがシャフトらしい。
あと私が物語シリーズ好きというのもあり、それと似た演出が頻繁に使われてるのも個人的に好き。
まとめ
一旦0話切りしてたアニメだったので思わぬ掘り出し物でした。
やはり実際に見てみないと分かりませんね。

今期はこれとアポカリプスホテルとギャグ漫画日和しか残ってない
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