【ご当地モンスター】久々にシャドウフォックス登場！展開は悪くないんだがキャラに思い入れが無くて微妙『僕の武器は攻撃力1の針しかない』94話 感想【針太郎】

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ご当地モンスターのシャドウフォックス

準レギュラーと化しているご当地モンスターのシャドウフォックスが登場しました。
マヌル＆カルセドを襲った時と子供時代のドレッドノートを襲ったの含めて3回目ですかね？

こんな見た目してるのに仲間がやられると怒りでレベルアップする点や、ご当地モンスターという可愛らしい分類をされてる事がジワジワ面白くなってくるモンスターです。
ご当地モンスターというワードの破壊力がすごくてシリアスなシーンなのに笑っちゃう。

「所詮ただのご当地モンスターだ！」という前置きがあった上で同じご当地モンスターに変身させてるのも笑えるし、モンスターを判別しにやってきた筈の魔物学者がついでに兵たちの配置まで確認させられてるのもシュールギャグとしてポイント高かったです。
他の作品には中々真似できない。

あとシャドウフォックスについてですが、一定範囲内の同族がやられるとレベルが+5されるので（31話解説参照）100体居た場合は1体倒すだけで残り99体のレベルが+5されます。
「倒しても総戦力がむしろ増す」と言ってるのはおそらくそういう意味。
マヌルたちが戦った時は2体だけでしたが、群れになると恐ろしいモンスターだったというわけです。

ちなみにこいつらを呼び出したアルケインという魔族は新キャラです。

ケンシ

早速ケンシが王国騎士団として魔族と戦おうとしてました。
ただ引き抜きとは名ばかりで、ケンシは少し前に親父にコテンパンにされて説教されたばっかりですし格下のレオンにも負けてたので、名誉挽回のために魔族と戦うのはハードルが高い気がする。

カスパーみたいにパワーアップのイベントでもあれば別ですが、ケンシは何も変わってませんから勝てる訳ないのが丸分かりだし親父が急に信用してるのもよく分からん。
王国騎士団に入る事を決めたので伝説の装備を貰って調子に乗ってるとか、「今のお前では勝てん」と親父に否定されるが静止を振り切って飛び出していくとか、そういうイベントがあった方がケンシらしかったと思う。

まあどのルートに行ってもクズな事に変わりはないんだが。

ラストの人物

アルケインやファングストームを囮に城内へ侵入したラセツとヴォドナイトでしたが、謎の人物に苦戦していました。
これが勇者だったらわざわざ隠す必要が無いのでマヌルの可能性はあるんですけど、奇襲されてる城に忍び込んでるとしたら意味が分からないしそんなに早く再登場するか？とも思うので多分違う。
かと言ってこの局面でまた新キャラ出されても付いてけないんですが、この作品なら全然やりそう。

あとどうでも良いんですが、西洋風の城に侵入したのに背景が竹林なのは何故なんですかね？
操り人形みたいだったラセツとヴォドナイトが感情的になってる事も含めツッコミどころが多いシーンです。

まとめ

ツッコミどころは多かったものの、色々なところで戦いが発生する今回の展開は悪くなかったですし、相変わらず大ゴマのバトル描写やコマ割りは結構上手い。(SEとネーミングセンスは壊滅的)
ただ、味方にも敵にも思い入れがあるキャラが1人も居ないのであまり興味が持てないのが残念。

ケンシは今のところ掘り下げ不足のクズ野郎でしかないし、敵側は殺されて改造されてからは操られてるだけのラセツ(元ムサシ)とほぼモブのヴォドナイトと新キャラ2人。
正直どっちが全滅しようが割とどうでも良いんですよね。
毎回言ってる気がするけど勇者パーティーにもう少し思い入れがあれば話が違ったのに。

管理人

でも2章に入ってから良くなってる気はするので、勇者パーティーを更に掘り下げてマヌルが合流すればマシになるのかも？

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