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情けないケンシ
レオンを殺され左腕を失ったケンシが涙と鼻水を流しながら後悔していました。
別にケンシがどれだけ落ちぶれようが自業自得なんですけど、こいつが成長するためにレオンが殺されたんだとしたら胸糞悪い。
こういうキャラは何か良いところがありつつも失敗してどん底に落ち這い上がるから共感されるのであって、今のところ単なる嫌な奴のケンシが成長していく様なんて別に見たくない。
仮にここから急に改心されても人気になるとは思えないし、少しは良いところも描いておいた方が良かったんじゃないだろうか。
連載開始から2年経っても未だに追放パーティーの嫌な奴でしかないというのは幾らなんでもテンポが悪すぎる。
シャルロッテの頑張る姿は良かった
ページの大半を使っていたシャルロッテの頑張る姿は尺稼ぎ感があったものの良かったです。
たっぷり2話使って掘り下げただけに感情移入できましたし、頑張る姿にも説得力がありました。
2章に入ってから完全にシャルロッテが主人公で前回のちくわの話とか何だったんだって感じなんですけど、これが今の針太郎の残念さを表していると思います。
2話掘り下げに使っただけのキャラが今までの重要キャラを食っちゃってるわけですから、どれだけ今までのキャラの掘り下げが足りなかったかという事。
まあ掘り下げは最初にやっておくべきだったので今更やっても手遅れなんですけど。
あと引きのコマは人体がカクカクしてましたが、アップのコマはかなり上手いなと思いました。
相変わらず作画だけはインディーズと思えないレベルの高さなだけに内容の残念さが際立つ。
遂に勇者が戦う
シャルロッテが戦闘不能になって遂に勇者が戦う気になりました。
ただし、記憶は取り戻しておらず戦い方も分からないままだそうです。
てっきりシャルロッテの奮闘っぷりを見て記憶を取り戻すと思ってただけに意外。
それにしても、上で書いたように今は完全にシャルロッテが主人公になってるので勇者の活躍が微妙だといよいよ主人公が誰か分からなくなってきます。
2章で主人公がマヌルから勇者に変わった時点で大分パワーダウンしてるのに、その上ぽっと出のシャルロッテに負けたらもう居る意味がありません。
なので勇者には頑張って欲しいところなんですけど、こいつの掘り下げやモチベーションって殆どがマヌル絡みでありそのマヌルがサイコパスなので、そこに拘ってる限りまともなキャラになる事は無い。
かと言ってマヌル離れするとは思えないので、もうマヌルに並ぶサイコパスになるぐらいしか方法が残されてない。
このまま普通にアルケインを倒しても面白みのない主人公でしか無いので、針太郎らしい斜め下の展開を期待してます。
まとめ
最近は毎回のように「本来は熱い展開なんだけどなあ」と言ってる気がします。
作画はインディーズとしてはトップレベルなだけに勿体無い。
これじゃあ「早くマヌル出てこい」と言われても仕方ない
コメント
シャルロッテだけは手放しで良いと思ったけど登場作品が針太郎じゃなきゃなあ!
勇者の覚醒のきっかけがちょっと微妙
大事な仲間たちが一人一人倒れて託してっての覚醒ならまだわからんでもないけど
ぼーっと見てた記憶喪失勇者がいきなりキリッとした感じ
てか今週30pあるのすごいことなのにコメント欄辛辣すぎ
毎週これくらい描けって他の土日作品もっとスカスカしててページ数少ないのあるじゃん
今回、シャルが奮闘→勇者が立ち上がる…今回は良いかな?
コメント「脱げ!」「乳www」「生理www」
….毎度、毎度、このコメントは…コメ欄を閉鎖に追い込みたいのかな?
シャルは作品内に良い空気送り込んでるキャラだと思う
あとは針だけはどんだけばかにしてもセクハラしても良いみたいな風潮何とかして欲しいよね
怪獣なら数分もしないでこういうの消えたりするから常駐部隊がいないわけじゃないんだが
女性キャラの胸の強調してるコマや、キャラたちの情緒不安定や色々とフシンすぎる場面を描いた作者にも問題があるけど…だからと言って..セクハラコメントとか、それらをコピペして水増しとかしたり…いくらなんでも…。
てか、それらに「 👍イイネ 」を押すって…( スマホとPCとかを何台も持っているのかな?2台だけだと足りないような…。)。
情けないケンシ>>僕針のキャラは殆どが情緒不安定すぎるような…今回のケンシに至っては…↓
「 上手くいかないのはマヌルが悪い!奴を追放しカスパーとチェンジだ! 」→それでもうまくいかなくなると→「 俺はしっかりしてるのにうまくいかない!勇者と環境( マワリ )が悪い!」→「相手にならない筈のレオンに負けた…環境が悪いのに!」→大臣から騎士団入隊の誘い→「 勇者たちのパーティーを抜けて入隊だ!勇者が記憶喪失?ちょうどよかった! 」→やるぞレオン!とファングストームと激闘→「 あれはアレクさん⁉…勝てるのかよ…ビクビク 」→レオンのサポートと励まして→「 俺だってやれる!アレクさんに勝てる!」→しかし、ファングストームの能力でダメージを与えられず、それどころか浮遊魔法でレオンが自分の剣で死亡→「絶望」→追い打ちに片手を切断→「ウギャアアアッ」→ファングストームはムサシとちくわに討伐される…が→「 チクショウ…ナンデコンナコトニ…。」
環境でなく自分の未熟さに非があることを痛感させる為とはいえ…その代償がいくらなんでも…読者側からすると…レオンもシャルも浮かばれない…。
よくよく考えるとまあケンシも可哀想なやつだよな
戦士業で片腕なんて今後普通に生きるにしても戦士続けるにしても
大きなハンディキャップ背負ってしまうし
今までの独善さの代償にしても片腕にされるほどか?とはなる
というか、父親のケンエイに未熟者と指摘されたにも関わらず、彼を王国騎士団へと入隊を命じた大臣の判断ミスにもなるんですよね…多分、大臣は責任を感じないような展開になると思いますが。
それにしても、遺体すらも残らず跡形もなく粒子化・消滅してしまうあの世界の自然の原理って…死んだ仲間の埋葬や弔いをどうするかが気になる…けど、その描写….なんか辛そう….( クオンツの場合は死亡→砕けた肉体の残骸を埋葬してるっぽかったけど )。