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冷静になった異形型たち
暴徒と化していた異形型たちは障子とスピナーの戦い、病院の中で普通の人と異形型が手を取り合ってバリケードを作っている様子を見て我に返りました。
最後のバリケードが決め手ではありましたが、スピナーが正気を保っていれば扇動できていたかもしれません。
そう考えるとスピナーをあんな状態にしたのは作戦失敗だったようにも思いますが、オールフォーワンはどこまで想定してたんでしょうね?
また、我に返ったものの差別に対しての怒りは全く収まってないというのがご都合主義じゃなくて良かったですし、何よりそれに対する障子の「今日立ち上がった気持ちは決して無駄でも間違いでもないハズです」という台詞が最高でした。
こういう場面で少年漫画だと上から説教したり否定しがちですが、同じ異形型として尊重し歩み寄ってる感じが良い!
この後の台詞も良いんですが、それは自分で読んで確かめてみてください。
山田と白雲
プレゼント・マイクこと山田は万が一黒霧が奪還されそうになった場合、先に処分するように言われてたみたいです。
よりにもよってそれを山田にやらせようとするとは・・・相変わらずですね堀越先生。
相澤がボロボロな事について心の中で語り掛けてるところも読んでて切ない気持ちになりました。
でもさすがにここまでエモい感じに描写してきたんだからもしかしたら白雲が起きる・・・と思わせておいて裏切るのがヒロアカなんです。
黒霧参戦!
スピナーが隠し持っていた死柄木に付いていた手をかざした途端、なんと黒霧が目覚めてしまいました。
「スピナーまだその手持ってたのかよ」と思うと同時に、死柄木の回想と共に手をかざす展開はヴィラン側ながらにちょっと熱いと思ってしまいました。
散々言われてますが、ヴィラン側もヒーローに負けないぐらいしっかりと掘り下げられているのがヒロアカの良い所ですね。
これで黒霧の個性を使ってヴィランが死柄木の元へ大集合してしまうので普通に考えれば絶望展開なのですが、まだ希望はあります。
それは目覚めた黒霧が明らかに白雲要素も併せ持っている事です。(一人称が俺、鼻のテープ)
これはまだ白雲として目覚める可能性も残っている事を示唆しています。
とはいえそう簡単には事が進まないのがヒロアカなので、私の予想ではある程度個性でヴィランを運んじゃった後に相澤と遭遇して白雲として目覚めると予想してます。
まあ相澤か物間がやられて死柄木の個性が使えるようになった時点で絶望展開は確定なんですけどね。
ヒーロー側が勝てるビジョンが益々なくなってきたので、そろそろ引退したヒーローたちが助けに来る展開をお願いします・・・
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