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異形型問題
今回はスピナーたちとそれに賛同する異形型の一般市民たちが黒霧を奪還するシーンからです。
スピナーたちは1万5千人に対し、ヒーロー・警官隊はおよそ200という絶望的な戦力差。
しかも異形型差別に対しての不満で一致団結しているため、一般市民も含め統率力がすごいので圧倒的な強者が居ないヒーローたちに勝ち目は無さそうです。
じゃあどうするのかと言うと、やはり説得する形になりそう。
ここにいるA組は口田と障子で2人とも異形型なので多分そうなんだと思います。
差別
もう最終決戦だというのにガッツリ差別問題にスポットライト当ててましたが、たしかにヒロアカはずーっと異形型の差別をちょいちょい挟んできてます。
スピナーはもちろんの事、1人になった時のデクが助けた獣お姉さんも異形という理由で避難所断られてますし、シンリンカムイも実は産後すぐに山奥に捨てられてます。
今回のヴィランも言ってた通り差別されないのは都市部だけで、少し田舎に行けば差別だらけ。
そもそも第5世代(デクたちの世代)においては無個性やショボい個性もイジめられるというのがデクの子供時代の描写で分かってますし、ヒロアカの世界って結構ハードモード。
リアルの社会でも未だに人種差別とかあるぐらいですから、個性持ちの人間が初めて生まれて百数十年しか経ってない事を考えると自然かもしれない。
結構根深い問題なだけにアッサリ終わらせてしまうと納得できなさそうですが、果たして最終決戦が終わるまでに解決できるのかどうか。
個人的には完全に解決はできないけどとりあえず我慢してもらって、未来につなげるぐらいが1番良い落としどころかなと思います。
哀れなスピナー
やはりスピナーはオールフォーワンに力を貰った事で正気を失い、黒霧を奪還する事以外何も考えられなくなってしまっていました。
操り人形であるスピナーとそれを代弁者と称えて守ろうとする異形型たちが哀れに見えてしまいます。
結局はみんなオールフォーワンの手のひらの上。
果たしてスピナーはどうなってしまうのか。
障子の素顔
昔ある少女に「顔が怖い」と泣かれてしまったためマスクでずっと隠してきた障子の素顔が遂に解禁されました。
どんなすごい見た目なのかと思いきや結構かっこよかったですが、本人にとってはずっとトラウマだったのでしょう。
障子も異形型差別がある地域で生まれて差別されてきましたが、折れずにここまで来たやってきたところがスピナーとの対比になってますね。
しかし、仮に「頑張る障子に心打たれて暴動が治まりました」でこの場は済んだとしても結局差別は残ったままなので、その先がどうなるかが気になりますね。
果たして差別という大きな問題を畳めるのかどうか!?
堀越先生の手腕に注目です。
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