◆関連記事
【色々と酷い】1話から打ち切り臭がプンプンするジャンプの新連載「アイスヘッドギル」の感想【煉獄さん】
「魔々勇々」とは
2023年09月11日発売のジャンプ41号からスタートした作品で、作者は「林快彦」先生。
「へのへのもへじと棒人間とパンツ」という読み切りが話題になった作者です。
以下あらすじ。
勇者、それは闇を祓い世界に平和をもたらす者。
魔王、それは闇を纏い世界を恐怖で支配する者。
…─しかし時は移ろい、勇者と魔王は共生の時代へ!平穏な世界で役目を失った肩書だけの勇者・コルレオ。
出典:https://www.shonenjump.com/j/rensai/mamayuyu.html
そんな彼の元に、異世界の勇者と魔王が現れる!
新たな勇者と魔王の登場で、世界の均衡は崩れ始める──!!
ニューノーマルファンタジー、開幕!!
コマ割り
あえて枠線を描かなかったり、文字でコマを挟んでみたり、マトリョーシカのような入れ子構造にしてみたりと、非常に独特なコマ割りをする作品でした。
ここまで様々なコマ割りを使う作品は中々見ません。
しかし、だからこそ読みづらいなと感じてしまいました。
読む順番はちゃんと分かるものの、ページによって構成が全然違い基本セリフは縦書きのマンガで横書きを多用しコマ数が非常に多かったので読んでて疲れた。
読み切りだったら「面白いコマ割りだな」って褒めてたと思うんですけど、これを毎週読むとなるとカロリー高い気がする。
1話を絶賛してる人たちもこれを10話読まされたら疲れてきて「読みづらい」って言い始めそうなので、多用しすぎは危険だと思います。
読み切りみたい
1話で完全にストーリーが完結してて読み切りみたいだったので、ここからどう展開していくのか想像が付かない。
むしろ、付け足す事で蛇足になりそうな気すらします。
まあ今回の騒動を機に平和だった世界に混沌が訪れる的な流れだとは思いますが、1話がピークだったって言われそうな予感がする。
まあ読んでみないと分かりませんけどね。
ストーリー
あとストーリーについてですが、勇者として活躍もしてないコルレオが何故あそこまで知名度高いのかが疑問でした。
テレビとかに出てるわけでも無いし、大々的にみんなの前に出て勇者として祭り上げられるみたいな事も無い。
だから名前を間違えられてうんざりするところが腑に落ちなかったし、コルレオの日常描写が殆ど無かったので感情移入できませんでした。
1回勇者として祭り上げられてから平和になった方が共感できた気がする。
まとめ
読み切りだったら高評価してただろう部分が連載として見ると不安要素でしかない。
面白いかつまらないかどっちかで言うと面白い方ではあったんですけどね。
タツキ先生が褒めてる事もあってか1話はすごい絶賛されてますけど、その勢いが続くかどうかは疑問。
何にせよ2話目以降に期待です
2話で打ち切り臭
2話で早くも打ち切り臭が漂ってました。
コメント
特に作画と演出このクオリティを新人が維持し続けられたら本当に凄いわ
連載開始後に描き始める4話目以降からが本番かな
変則的なコマ割りは悪いとは当然言いませんが多様し過ぎて
ゴチャゴチャしちゃった印象ですね。
他にも勇者が必要とされない世界で勇者として生まれてしまって
葛藤するまではわかるんですけど、生まれてこなければ良かったって
発想になるのも意味がわからなくて感情移入出来なかったです。
加えて、記事でも触れられてますが、2話以降どーすんの?って印象も大きかったです。
コマ割りやセリフ段組みも気になりましたが、それ以上にキャラクターがボヤッとしていてイマイチ魅力を感じませんでした
つまらなくはないんですが……
実際何もしてないのに一丁前に葛藤だけしてる勇者や、わめいてるだけの魔王など
見た目と実年齢が乖離している女性保護者キャラはありがちですが、あれじゃ中身も子供みたいでした