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『魔々勇々』とは
『魔々勇々』は2023年09月11日発売のジャンプ41号からスタートした作品で、作者は「林快彦」先生。
最初は独特なコマ割りが話題になり藤本タツキ先生などにも褒められていましたが、段々アンケ順位が下がっていき打ち切り候補になっていました。
29話で打ち切り
そんな魔々勇々が29話で打ち切りになりました。
しかもコルレオがエンドと和解したと思いきやグリシャが復活し、「さあこれからラスボス戦だ!」というところで終わりました。
清々しいまでに全てをぶん投げた「俺たたエンド」で、ラスボス戦は単行本のみ収録という典型的な打ち切り作品の末路です。
教科書に載るレベルの綺麗な打ち切り方。
打ち切りの原因
過去の記事でも語ってますが、色々な世界から勇者と魔王が次々と出てくるせいでどうしても1人1人が掘り下げ不足な気がしました。
魅力が出る前に次から次へと新キャラが投入されて感情移入がしづらかった。
また、独特のコマ割りは評価されてましたがバトル描写は下手でした。
躍動感が全然無くて決めコマも無いし全体的に盛り上がらない。
バトルメインでやっていく作品としてはかなり致命的だったなと思います。
あとキービジュにデカデカと描かれててメインキャラだと思われたマママの出番がほぼ無かったのが謎だった。
最後に思い出したかのように出てきましたが、打ち切りじゃなかったらどうなってたのやら。
まとめ
大して面白くなかったですし盛り上がってるようにも見えなかったので打ち切りは妥当。
序盤の特殊なコマ割りで過大評価してる層が多かっただけって感じでした。
途中から路線変更してハーレム&ラブコメやってましたが、最初からあの路線で行けばもっと生き残れたのかもしれません。
最後に「いくぞ!!!」で終わるのは面白かった
コメント
キャラの掘り下げが浅かったのはいつも打ち切りギリギリにいたから話を焦って進めてるせいだと思ってた
みんなが単行本買うわけじゃないし、巻きまくって最終決戦に話数残してたのにこの終わり方はここまで着いてきた読者に対して誠意がないなと思う
単行本まで買ってくれるファンにとってはむしろこの終わり方の方がちゃんと完結はできますが、本誌だけで追ってるファンには酷い仕打ちですね
剣も握ってないし赤いジャケットも着てないし何だったんだ
打ち切りによくあるパターン
親離れが早すぎたな
あと女の子なら累々戦記のほうがかわいい
キャラデザだけなら累々戦記はレベル高いです
グリシャが小物すぎるし魔王はどいつも根が善良だしまったく緊張感ないのも気になる
どいつも内面が大差ないし魔王側はもっと歪んで拗らせた性格しててほしかった
魔王って感じがありませんでしたね
一話の掘り下げもとい起こりは非常によかっただけにその後の話で
「あぁ…1話しか考えてなかったんだな」ってのが一番の原因かなぁ最近に割とありがち
最後らへんも面白そうなエンドがわりとあっさり終わりグリシャとの戦闘が最終決戦というなんか違う感じになことでまあ打ち切りの影響でエンドのあれやこれやもやれなかったんだろうなぁ
1話終わった時点で「読み切りかと思った」って言われてましたね