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少年ジャンプ2024年の新連載
年末という事でヒロアカ・呪術が完結し暗黒期真っ只中の少年ジャンプ2024年新連載とその中の打ち切りを振り返っていきます。
まず少年ジャンプで2024年に連載開始した作品が下記の12作品となります。
作品名 | 連載開始号 |
超巡!超条先輩 | 2024年11号 |
Dear Anemone(打ち切り) | 2024年12号 |
願いのアストロ | 2024年20号 |
極東ネクロマンス(打ち切り) | 2024年21号 |
さいくるびより(打ち切り) | 2024年24号 |
妖怪バスター村上(打ち切り) | 2024年29号 |
悪祓士のキヨシくん | 2024年30号 |
ひまてん! | 2024年32号 |
魔男のイチ | 2024年41号 |
しのびごと | 2024年42号 |
白卓 HAKUTAKU | 2024年43号 |
シド・クラフトの最終推理 | 2024年51号 |
去年は打ち切りと始まったばかりの作品を除外するとレギュラーに定着したのはキルアオと鵺だけだったので、それと比べると豊作なのかなとは思います。
また、カグラバチみたいに羽ばたいていきそうな作品もあるので期待はできます。
とはいえ、ヒロアカ・呪術の穴は全く埋まって無いので未だ暗黒期な事に変わりは無いんですがね。
全部しっかり読み込んでるわけではありませんが、ここからはそれぞれの作品について軽く紹介していこうと思います。
超巡!超条先輩
申し訳ないですが超巡!超条先輩は全く合わなかったので1話で切って全く読んでいません。
ギャグ作品なので掲載順がどこまで関係してるか分からない部分もあるんですが、現在は打ち切り候補なんじゃないかと言われています。
読んでる人からは評判良いみたいですけど、バズってる気配は全く感じないので暗黒期を救う作品にはならないでしょう。
Dear Anemone
Dear Anemoneはあっという間に掲載順がドベに落ちて僅か17話でぶん投げて打ち切りになった作品です。
絵の描き込みだけはすごかったんですが、キャラの描き分けができておらず展開も支離滅裂で何がしたかったかよく分からない作品でした。
もし次があるならもっと分かりやすい作品にしてほしい。
願いのアストロ
東リベで有名な「和久井健」先生が描いている願いのアストロですが、今のところ売上も掲載順も苦戦しており打ち切りラインギリギリをさまよっています。
個人的には好きなんですけど、主人公ヒバルのキャラが終わってるのと、極道を良い奴らとして描く作品は嫌われるというパターンにより一般ウケしてない印象。
あとマイキーみたいな人気キャラが居ない。
ただ、極道の争いだけじゃなく能力バトルをやったり化け物と戦ったり急に武闘大会を開いたりと、人気出すためにあらゆる手を使ってもがいてるので応援はしてます。
極東ネクロマンス
極東ネクロマンスはあっという間に掲載順がドベに落ちてそのまま18話で意味不明な最終回をやって打ち切りになった作品です。
これが初連載だったら「仕方ない」で済んだんですけど、「那波歩才」先生は前作のエイリアンズエリアも一瞬で打ち切りになっています。
更に主人公を見守るポジションのキャラを1番活躍させてその他のキャラが全て踏み台になるという同じ失敗を繰り返しているので、そこを直さないのであればもう連載はしなくても良いんじゃないかと思ってます。
さいくるびより
さいくるびよりは掲載順があっという間にドベに落ちて一瞬で打ち切りになった作品です。
日常系だったのでぶん投げエンドじゃなかったのは唯一の救いだが、そもそも編集部がどこに人気出る要素を見出したのかが謎。
絵は荒いしキャラたちは微妙に倫理観ズレてるし、インパクトが無いだけじゃなく日常系としても魅力が無かった。
編集部の見る目を疑ってしまう作品でした。
妖怪バスター村上
妖怪バスター村上は1話が不快という事で炎上するも何故か巻末固定という特別扱いをされ更に炎上、その後結局21話で打ち切りになった作品です。
つまらないだけではなく、「伊原大貴」先生が前作の『守れ!しゅごまる』が打ち切りになった際に色々と言い訳してた事も相まって不快だったのですぐ打ち切りになって良かった。
おそらく村上が巻末固定された状態で他の作品がどんどん打ち切りになっていったらメチャクチャ炎上してたと思います。
画力も低いしギャグもつまらないのになんで伊原大貴先生の作品が連載会議を通るのか知りませんが、もう『恋するワンピース』だけ描いてれば良いんじゃないだろうか。
悪祓士のキヨシくん
悪祓士のキヨシくんは現時点だと新章に入ってとりあえず打ち切りは免れたっぽいです。
ただ、その余裕からなのか卓球で修行をするというふざけた展開になってるのでまた掲載順が落ちそうな気配もあります。
子供向けの作風はどことなくマッシュルを髣髴とさせますが、マッシュルは途中からバトル描写に迫力が出た事で人気が出てアニメ化できたので、バトル描写が今一つのキヨシくんがそうなる未来は見えない。
ひまてん!
ひまてん!は今のところ令和のニセコイでしかありません。
更にニセコイほどのインパクトも無いので、ぱっとしないなという印象です。
単行本もあまり売れてませんしね。
結局のところ悪名は無名に勝ると言いますから、「キムチでもいい?」みたいな事をやって炎上を狙ってみるのも1つの作戦だと思います。
魔男のイチ
魔男のイチは現時点だと2024年連載開始作品の中で1番伸びそうな気配がしている作品です。
掲載順が良いのもありますが、それ以上にSNSの反応が良いので看板候補として期待できる作品です。
原作者も作画担当も有名でネームバリューもあるので、1巻の売上が伸びれば編集部が今以上に推し始めるんじゃないかと思ってます。
内容的にもようやくシリアス路線に入りそうなので、そっちにも期待してます。
しのびごと
しのびごとは最新の掲載順を見る限り少し打ち切りの臭いが漂っている感じの作品です。
前作のアメノフルと比べると格段に画力は上がってるんですけど、主人公が根暗すぎて魅力的じゃないのと展開がワンパターンすぎるのがネック。
人気作になれそうな未来は今のところ見えません。
白卓 HAKUTAKU
2024年12月時点だと白卓は一応連載してますが、掲載順を見る限り99%打ち切りです。
これが打ち切りにならなかったらジャンプの歴史が変わると言えるぐらいには打ち切りに確信を持ってます。
微妙な画力もそうですけど、それ以上に倫理観が終わってる事や漫画内のゲームが全然面白く無さそうなのがダメ。
正直なんで連載会議を通ったのか不思議な作品なので、次があるとしたら全てを練り直してきてほしい。
シド・クラフトの最終推理
シド・クラフトの最終推理は個人的に全く合わないので序盤で切ってしまいました。
おそらくこの作品に真面目な推理を期待してる読者は少ないでしょうから、ぼく勉みたいに可愛い女の子が人気出るかどうかが全てだと思います。
私はこの作品が人気出るとは思えませんがね。
まとめ
今年は打ち切り作品がとことん酷かった代わりに、レギュラーとして生き残った作品は去年より人気出そうな感じがしてます。
まあ作者が有名な人多いのもありますけど。
すぐにヒロアカ・呪術の穴を埋めるのは不可能ですが、いつかそれらに匹敵する作品に成長する事を期待してます。
ただし村上みたいなのはもう止めて?
コメント
ジャンプはいい加減に「現代が舞台で、実は影で妖怪・幽霊・化物と戦ってます」漫画やめたほうがいいんじゃないか?
10年スパンでネタ使い回すとかならまだしも1年としないうちに似たような新連載してすぐ切ってるイメージがある
1番簡単にバズれるテーマなんじゃないですかね
どの作品がどの順で打ち切られそうか予想記事をジャンプ連載作品選出で読んでみたい。
ジャンプは定期購読してるけど下位にまわされる作品多いから次の改変、その次の改変期どの辺が来るのかいまいちわかってない。
個人的にはしのびごとが好きだけど展開がワンパターンなのはその通りすぎるしどのタイミングくらい覚悟しとくのがいいのか分からないんだよね…
明確な基準が読者に示されてる訳ではないので候補を絞るぐらいが限界な気はします
ただシーズンごとに予想はするつもりです