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『宝石の国』とは
『宝石の国』は月刊アフタヌーンで2012年12月号から連載している作品で、作者は「市川春子」先生。
独特の世界観と設定で人気になり、2017年にはアニメ化もされました。
以下あらすじ。
強くてもろくて美しい、 戦う宝石たちの物語。
出典:https://afternoon.kodansha.co.jp/c/housekinokuni.html
今から遠い未来、僕らは「宝石」になった。
彼ら28人は、襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。
月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。
漫画界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。
最終回
そんな『宝石の国』が2024年4月25日に最終回を迎えました。
神となったフォスが他の宝石たちや月人やアドミラビリスを全員祈りで無に帰した後、人間とは関係ない岩石生命体たちと仲良くなり一緒に暮らすという普通の作品では中々無い終わりかたでした。
フォス以外のネームドキャラが全員消えてからもしばらく話が続いてましたしフォスも完全に元の形とはかけ離れていたので、終盤は別の作品を読んでいるようでした。
しかし、岩石生命体たちのおかげでフォスは1人ではありませんでしたし、最後に彗星となったフォスをまた別の宇宙のフォスらしき宝石が見上げているシーンも含め、寂しくも爽やかな終わり方に仕上がってました。
まあ金剛の兄貴の変なラップと平仮名ばっかりのセリフで終盤が子供向け絵本みたいになってて面白くは無かったんですが、面白さよりも色々考えさせる方向に舵を切ったのかなと勝手に思いました。
唯一無二の世界観と設定
改めて宝石の国は唯一無二の世界観と設定を持った作品だったなと思います。
1ページめくるだけで数百年が経過したりするのに宝石たちは何も変化が無かったり、最初は敵だった月人が味方になって宝石たちも最終的に月人になったり、フォス以外は全員無に帰ったり。
他の作品では中々できないような展開が盛りだくさんの作品でした。
また、宗教っぽい要素も沢山含まれていて久々に「死んだらどうなるんだろう」みたいな事を考えた作品でもありました。
最後の終わり方も108話かけて人間の108の煩悩を取り除き、純粋な宝石となったフォスが輪廻から解脱できたんだと解釈しました。
アニメ化について
結局2017年にアニメ化して以来2期は来てないわけですが、可能なら是非やってほしいです。
2期の範囲は宝石の国でもメチャクチャ盛り上がるところですからね。
オレンジが更に進化してるであろうCGで制作してくれれば人気出るでしょう。
ただ、上で書いた通り終盤は子供向けの絵本みたいになるのでアニメでやっても視聴者は置いてけぼりになりそうですし人気も出なさそうなので、そこを考えるとアニメ化しづらそうだなとも思いました。
2期までやるとどうしても完結まで期待しちゃいますし、1期だけで終わっといて「続きは原作で」の方が無難なのかもしれません。
まとめ
「一体どうやって完結するんだろう」と気になってた作品だったので、最後まで見届けられて良かったです。
休載が多くて完結するかどうかも不安でしたしね。
記憶に残る作品でした
コメント
アニメが面白くて原作も読んでたけど休載あたりで読むのやめちゃったな
フォスなりに月人を探っていくとこが一番楽しんで読んでた
世界観は好きだしこれを機に全部読むのもいいな
終わっちゃったのか…
いや終わってよかったって言った方がいいか、最高に良い意味で
単行本でちゃんと読もう
石ちゃんたちとの交流が「石疎通」とか言われてるの笑った
石ちゃん可愛い