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『木の実マスター』とは
『外れスキル《木の実マスター》 〜スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について〜』は「はにゅう」先生のライトノベルが原作のアニメで、2025年1月から放送されています。
OPをミライアカリの転生先「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」と雪花ラミィが担当する事でも話題になっていました。
しかし、内容はツッコミどころだらけでアニメーションのクオリティ自体も低く、クソアニメ扱いされていました。
途中でクオリティが上がった
そんな木の実マスターでしたが、途中からクオリティが上がっていました。
7話・8話辺りで作画崩壊寸前までクオリティが落ちて「これは終わったな」と思ったのも束の間、9話から作画が復活してクソアニメにしては中々のクオリティになっていました。
この手のアニメは大体クオリティが落ちると最終回直前までそのままというパターンが多いので、持ち直したのは意外でした。
これだけでもクソアニメの中ではまだ救いようのある部類だと言えるでしょう。
逆に振り切ったクソさが無いのでクソアニメとしての楽しみが削がれてるという考え方もできるが。
設定
私はアベマのプレミアムを契約してないのでまだ11話までしか見てないんですけど、あと1話で畳めるわけが無いのでぶん投げエンドだと思われます。
作画はクソアニメにしては良い部類でしたしキャラデザに関してはクソアニメとか関係無く良い部類だと思うんですが、やはり設定はクソでした。
結局ピンチになったら木の実食うくせに普段は渋って全然食わないところは最後までそのままでしたし、「デメリットのある能力が付与されるかもしれない」と言いつつそんなの1個も無い。
その結果、途中から木の実はあまり関係無い内容になっていました。
黒幕っぽいシスターは匂わせ発言をするばっかりで何も詳しい事は教えてくれないし、最終的な目標が見えないまま話が進んでいた。
2期や3期があるならともかく、1クールしかやらないのに色々と引っ張りすぎ。
木の実をどんどん食わない事に比べれば他のツッコミどころは大した事無かったものの、最終回直前なのにヒロインと元敵が手を組んで戦ってて主人公は筋トレしてるだけという光景はシュールでした。
どういうペース配分なのやら。
まとめ
主人公のイキりやスカしなどが少なく思ってたより王道で、技がダサすぎたり設定がガバガバのクソアニメではあったものの事前に予想してたよりは大分マシでした。
個人的には特に不快感が無かったのでクソアニメにしては楽しめましたし、ドラテナはキャラデザも含め結構好きでした。

もう少し笑えるポイントがあれば更に良かった
コメント
魔王さまリトライの一期がそうだったけど、この手のアニメなら無理して作画を良くするよりも、むしろ意図して作画を崩してシュールなシーンを増やした方が笑いを取れて人気が出た可能性もあると思う