「タイパクを継ぐクソ漫画」としてアンケのドベを常に死守し続けていたケツ盟。
しかし、全く復活する見込みの無いアンケ結果と新連載の決定により悲惨な結末を迎えてしまったのであった・・・
ぼくらの血盟とは
2020年42号から連載開始した「かかずかず」先生の作品で、2019年の本誌読み切りで大好評だった誓約の紅を連載化した作品です。
しかし、画力が低いだけではなく意味不明な倫理観や読み飛ばしたかと疑うぐらいに繋がりの無いストーリー、シュールギャグのような展開であのタイパクの跡継ぎという不名誉な称号を得ていました。
その完成度の低さはアンケートにもしっかりと反映されており、新連載ブーストが切れてからはずーっとドベ3以内をキープしていました。
打ち切り
そんなぼくらの血盟が今日の2021年8号でたった18話で打ち切りとなってしまいました。
”次回作にご期待ください”の文字すら無し。
ただ、あの伝説のクソ漫画タイパクはわずか14話で打ち切りだったのであれと比べれば多少延命できた方ではあります。
しかし、話数では上回ってはいるものの終わり方だけを見れば血盟はタイパクよりも酷かった気がします。
以下がぶん投げた設定。
1,2,3に関しては風呂敷広げたけど急に打ち切りが決まったので入らなっただけなんですが、4に関しては意図的にかかずかず先生が避けてたので恐ろしいなと思いました。
アキちゃんとは
友達で吸血鬼のキリちゃんに殺されてしまった人間の子供です。
敵だった吸血鬼の作戦で2人は閉じ込められ、空腹が限界に達したキリちゃんが暴走しアキちゃんの血を飲んでしまいました。
これに怒った主人公兄弟2人は敵の吸血鬼を倒すことを決意するのですが・・・
色々ありまして敵だった吸血鬼は結局「悪い奴じゃ無かったんだ」理論で許され、最終話ではそいつがキリちゃんに謝罪して許されていました。
しかし、ここで1番恐ろしいのは悪い奴が許された事では無く被害者であるアキちゃんに誰も言及しないという点です。
元悪者の吸血鬼だけではなく、主人公の兄弟すらアキちゃんやその遺族には一切触れず「1番に謝るべきはキリちゃんでしょ」と言い出す始末。
つまり最初から最後まで人間は二の次の吸血鬼至上主義なわけですが、主人公の兄弟の主張は「吸血鬼と人間は分かり合える」です。
このわざとやってるのかどうか分からない食い違いが非常に恐ろしく、逆に私は吸血鬼と人間は絶対に分かり合えないというメッセージ性すら感じたほどでした。
まとめ
サムライ8やタイパクと比べると全く話題にはなっていませんが、内容のぶっ飛び具合はこの2つに並ぶぐらいの酷い作品でした。
怖いもの見たさで読んでみるなら良い作品かもしれません。
最近の新連載は酷い有様だがこれから始まる作品はどうかな?
コメント
見事ジャンプ連載をやりきったかず先生ェに、菊瀬編集のこの言葉を贈ります
「地元帰って身内とか少ないファン囲ってチヤホヤされてれば?」
地元の身内「ええ…(困惑)」
なんていうか中途半端にジャンプ漫画を描こうとして
美少年ショタ愛の性癖が隠せずブレブレになった感じ
もうやるんだったら男が見ても美少年だと分かるくらい画力磨いて
潔く性癖を大爆発させてホモホモバトルさせて
「これホモ臭いけどちゃんと読むと作者の熱意と勢いすごくて面白いよ」
って言わせてくれるくらいのパワーが欲しかったなあと
先週だったか忘れたけど巻末の作者コメント見るとメンタルにきてる感じやったね
最終話の投げやりすぎる締め方も普通の作者ならもう少しキレイに締めるし、かかずかず先生は良くも悪くも普通の感性じゃないなと思った
読み切り見た時凄い良かったけどねぇ…