◆関連記事
【死亡フラグ】松のおじさんvs座村の戦いに巻墨参戦!隊長は謎のショタ!?【カグラバチ 55話感想】
巻墨の回想
今回は巻墨メンバーの回想が入ってたんですが、程よい長さでまとまった回想だったので良かったです。
今は長々と回想をやるタイミングでは無いのでちゃんとそこら辺のバランスを考えてるんだなと思いました。
描写が無くぽっと出のキャラたちだったのですぐ死ぬかと思ってたんですけど、今回の回想だけでも愛着が湧きましたしお腹がすいたりトイレ中にゴキブリが出て気になってる座村のお茶目な姿が見れたのも良かった。
激しい戦いの中、良い意味でギャップがある描写で緩急が付いてました。
双城の時もそうでしたが、カグラバチはバトル中に回想や精神世界の話を挟み込んでそれを活かすのが上手いなと思います。
唐突に回想を挟み込んで長々とやってしまう作品も多々ありますからね。
座村の誘導
巻墨たちを見捨てる気が無かった座村を陣の上に誘き寄せて逃す作戦は素晴らしかったです。
以下素晴らしかった点。
- ここまでの戦いで描かれた座村の習性や目が見えない事、漆羽が攻撃を受けられる事などが全部活かされていた
- 座村視点で殺気を感知するコマの描き方が独特だったし、読者にも作戦が分からずドキドキできて次ページとのメリハリも付いた
- 巻墨や漆羽の座村に対する信頼も感じられる作戦だった
ページめくって2人が陣の上に居るコマを見た時は「なるほどな」と感心しましたし、「ありがとう」と言ってる巻墨メンバーも良かったです。
カグラバチも呪術と同じく結構長文で解説しちゃうタイプだったんですが、今回は解説短めで且つ分かりやすかったのも良かったです。
この作戦が描けるなら今後の頭脳戦などにも期待できる。
妖刀「飛宗」で無双
巻墨を犠牲にして漆羽・座村・ハクリが逃げるかと思われたんですが、ハクリが根性で蔵の能力を使い座村の妖刀「飛宗」を入手。
それを使って座村が無双していました。
座村のセリフに繋げる形でハクリが妖刀渡すのもかっこよかったですし、何と言っても抜刀するコマと無双してる姿がかっこよかったです。
無双も良かったですが、個人的には抜刀するコマが痺れるぐらい良かったです。
真っ白の背景に黒い刀があるだけなのに、リアルに描かれた刃と鞘に荒く塗りつぶされた柄が合わさる事で迫力が出てるんだと思いました。
前回「カグラバチの見開きは少し物足りない」と言ってましたが今回は最高でした。
まとめ
回想も作戦もバトルも全部最高の神回でした。
今回で看板は確定だなと改めて思いましたね。
ただ、死亡フラグが立ってた座村が妖刀を手に入れたので、漆羽と昼彦の扱いが気になります。
まさかの漆羽が死亡なのか、それとも松のおじさんに座村が負けてしまうのか、そして妖刀を使うであろう昼彦はどうなるのか。
次回以降の展開が気になる
コメント