【今後に期待】代葉の表情や影が消える描写は良かったが、コマ割りはつまらないと思ってしまった【鵺の陰陽師 15話感想】

代葉の表情
影が消える演出
コマ割り
まとめ
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代葉の表情

このコマはセリフ抜きに代葉の表情だけで色々な感情が読み取れるので非常に良かったと思います。
単に悲しいだけではなく自分を押し殺してたりやるせない感じだったりが伝わってきました。

川江先生はキャラの顔は判子絵ですが中々良い表情を描きますね。
何でもかんでもセリフで説明するなら漫画である意味は無いので、語り掛けてくるような画を描けるというのはそれだけでかなりのアドバンテージだと思います。

これはデレた後の代葉の表情に嫌でも期待してしまいますね。
逆にそこを外すと一気に台無しなので不安もあるが。

影が消える演出

学郎の盡器が影を吸ってエネルギーとして打ち出せる特性があると判明したわけですが、その後の影が消えたコマが非常に印象的でした。
鵺は黒ベタを多用していて全体的に真っ黒な部分が多かったですが、この設定のためだったんですね。

やっぱりバカ漫画と見せかけて色々と考えて描かれているんだなと思いました。
暗いところで戦う時はこの見せ方が使えますし、解放されてない盡器の特性もまだあるようですから今後の戦いにも期待ですね。

コマ割り

ただ、バトル描写というかコマ割りに関してはつまらないと思ってしまいました。

見開きを目立たせるためなのかもしれませんが、今回は殆どが平行と垂直の長方形コマで構成されておりコマをはみ出すような部分もほぼ皆無。
鵺は最初からそういう機械的なコマ割りが多かったですけど、今回はバトルの一部もそのコマに収めてしまっていたので窮屈さがより目立ってしまった気がする。

コマを斜めに割ったりするのはもちろん、敢えてコマの枠を消したりキャラやセリフを複数のコマに跨らせたりと色々やりようはあるので、今後はそこら辺も改善されるとより面白くなるかなと思いました。