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日車寛見
遂に死滅回遊スタートかと思いきや、今週は全て日車寛見の過去編でした。
今までの主要キャラは一切出てこない過去編です。
ようやく死滅回遊スタートだと思ってたので最初はズッコケてしまいましたが、内容は面白かったです。
闇落ちの経緯
日車は弁護士で勝ち目の無い裁判でも被告人が無罪だと思ったら何とかして助けようとしてたみたいです。
結構よくあるパターンの話ですが、残念ながら日車は主人公では無いので勝てません。
今週の冒頭にも書いてあった通り、日本の刑事裁判の有罪率は99.9%でひっくり返る可能性はほぼ0ですからね。
それでも被告人を信じて弁護した結果、絶対に負けると思われた裁判(第一審)で遂に勝つことが出来ました。
まだ第二審が残ってはいるものの、被告人からは「信じてくれてありがとう」と感謝をされます。
しかし、結局有罪ありきの裁判で第二審ではあっさりと負けてしまい、更に被告人からも憎しみの目で見られてしまいます。
そこで目覚めたのかどうかは分かりませんが、やり直しを要求するとともに術式を発動したところで今週は終わりです。
作風
今週だけで日車がどういう人物なのかがしっかり分かったので、過去編としては良かったと思います。
ただ、冒頭でも言ったように個人的にはようやく死滅回遊がスタートすると思ってたのでズッコケましたけどね。
それにしても、このアップの目の書き方とか、やたら説明が多くなったストーリーとか含め、休載明けから作風が変わったなという印象を受けます。
ハンターハンターっぽいのに加え、ちょっと青年誌向けの雰囲気に変わってます。
それ自体は悪くないんですが、今までの呪術が好きだった層にはあまり合わないように思うのでリスキーだなと思います。
もちろん何を描くかは芥見先生が決めるので変えろとか言うわけではないんですが、掲載順も休載前と比べると落ちてますし、打ち切りはあり得ないにしても失速する可能性はあるんじゃないかなと。
まあ、逆にこの方向性でも人気を保てたらそれはそれですごいですし、ようやく来週から死滅回遊が始まってそこからまた勢いのあるバトルが始まるかもしれないので今後に期待している事には変わりないです。
でも、日車の術式とかまたややこしそうだし、綺羅羅みたいにバトル中に長々と説明しそうでちょっと不安な部分はあります。
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