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反省会
なんとなく分かり易そうなので反省会というタイトルを付けてますが、反省するとしたら芥見先生と編集部であって読者では無いのでただ悪いと思った部分と愚痴を言うだけの記事です。
なお、私の言う失速というのは面白さの話であって呪術の売上と人気はジャンプ史上でもトップクラスの物でした。
まあ完結してから振り返ってみるとキャラ人気だけで伸びてた作品だなって感じですが。
死滅回遊から失速
おそらく信者もアンチも「死滅回遊から失速した」というのは共通認識として持っていると思います。
渋谷事変までは現在アンチ化した私でさえ褒めてましたし評価が高かったのに、死滅回遊に入ってから一気に批判が増えましたからね。
私が思う原因は下記の通りです。
原因その1:長い説明が一増え話が頭に入ってこなくなった
特に長期休載明けの153話から絵柄・説明ともにハンターハンター味が増していった印象。
それまでも既にハンターハンターっぽかったんですが、ここからグダグダ説明する事が多くなっていった気がします。
別に説明が多い=悪って訳では無いんですけど、呪術は説明が下手で分かりづらい上に尺を取って説明して矛盾だらけという杜撰さがダメだった。
これにより「人気だから読んでるけど何が起こってるかは理解してない」という読者の声が増えていったように思う。
まあそのおかげでライブ感で描いても褒めてもらえるようになった面もありそうですが。
原因その2:この作品の人気を支えていた五条悟が居なくなった
結局呪術って五条によって人気が出たと言っても過言では無い作品だったので、五条が居なくなってから盛り上がらなくなったのはあると思います。
呪術を読んだ事が無くても五条が漏瑚に領域展開してるコマだけは知ってる人が居るぐらいに有名でしたからね。
作中でもリアルでも五条がバランスを支えていた作品だった。
五条が居なくなった後に本格的に参戦した乙骨はかなりの人気キャラでしたが、それでも五条には遠く及びませんでした。
そしてようやく封印が解かれ復活したと思ったら、今度はグダグダの宿儺戦が始まり最後は無様に死亡。
良くも悪くも1人で話題を掻っ攫っていきました。
なので最終回の「もう五条悟とかどーでもよくない?」という台詞も芥見先生が人気すぎる五条に対して抱いてた気持ちだったんじゃないかと思います。
ただ、その割には死んだ後も回想でしつこいぐらいに登場して五条人気に縋りまくっていたように見えたので「何言ってんだ」って感じでしたけどね。
原因その3:次々と新キャラが出ては即死・退場していく展開が多かった
死滅回遊に入ってから次々と新キャラが登場したわけですが、大体のキャラはグダグダと術式の説明をし終わったら即死・退場を繰り返すという展開が多かったです。
それにキャラが増えた分1人当たりの出番は減っていました。
剣士とか河童とか何だったんだっていう。
虎杖vs日車みたいな面白いバトルをもっと描けてれば話は違ったんでしょうけど、秤のパチンコや宿儺vs万、羂索vs高羽などでネタに走る事が多いのも残念でした。
死滅回遊からは悪い意味で芥見先生が好き放題やってるなって感じがしました。
矛盾だらけ
もう挙げだすとキリが無いので知りたい人は「呪術 矛盾」で過去の記事を検索して見てほしいんですが、宿儺戦からの呪術はとにかく矛盾だらけでした。
日車の処刑人の剣の使い方が代表例ですけど、それ以外にも宿儺の乙骨に対する発言など明らかな矛盾が多々ありました。
別に矛盾があっても面白ければ問題は無いんですが、死滅回遊以降の呪術は分かりづらく長ったらしい説明がメインと言っても過言では無かったのに矛盾だらけだったのが問題。
そのせいで「別に矛盾があってもいいだろ!」と反論すると説明に費やした大半のページが無駄という事になってしまう。
説明が少なければ勢いで誤魔化せたんですがね。
これも無駄にハンターハンターをリスペクトしてしまった事と、ひたすら宿儺戦を引き伸ばしてライブ感で描いてた結果でしょう。
そして最後の最後で1話の大半を使ってネットでツッコまれてた事に対して言い訳をする反省会とか始めて「末期だな」と思いました。
しかも反省会をしてもまだまだ矛盾点は残ってるので読者は全然スッキリせず、ただ言い訳をしただけっていう。
描写不足
そして最終回まで読んで多くの読者が思ったであろう描写不足。
宿儺の過去、虎杖の領域展開、釘崎が復活した経緯、秤vs裏梅、平安時代のあれこれ、五条の葬式、メチャクチャになった呪術界のその後など、挙げるとキリが無いぐらいに描かれてない物があります。
「別にどうでも良いじゃん」と芥見先生が完全に開き直ってればまだ良かったのに、ラスト3話でいきなり誰も興味が無いシン・陰の当主の話とかし始めたので「それ描くんだったら他も描きましょうよ!」と思わせてしまった。
最終回まで読んでも未だに謎なんですが、どうして宿儺戦をあそこまで引き伸ばしたのにラスト5話で急に駆け足で完結させたんでしょうね?
なるべく多くの人が納得できる最終回とは何だったのか。
まとめ
という訳で、渋谷事変までは面白いと思ってましたが死滅回遊で失速し宿儺戦で駄作にまで落ちぶれてしまったというのが私の結論です。
天元と1億人呪霊編が始めればまだ巻き返せると思ってた頃が懐かしい。
あと「うずまき」を始めとしてパクリだらけだったのも残念だったので、次回作があるとしたら露骨なパクリは止めてほしい。
東リベ、呪術、推しの子の酷い最終回
東リベ、呪術、推しの子が酷い最終回を迎えた事についての考察。
コメント
五条が死後に出まくるのは回想芸の被害によるものだと思う
ファン狙いなら乙骨五条展開とか悪手過ぎるし
回想するにしても無理やり五条を出してる感がありましたけどね
反省するとしたら芥見先生と編集部であって読者では無い
草、確かに
五条いない巻からあんなに売り上げ落ちると思わなかったよ
キャラのパワーってでかいな
でもこれで漫画家が怖がって誰も死なない緊迫感ないバトルもの増えても良くない
五条クラスのキャラがもう1人2人いればな
たしか米軍とか出てきたよね
あれってどうなったんだっけ
ぶん投げました
作者が途中から自分の作った物語を把握しきれてないのが原因かなと。風呂敷を広げすぎてる上に他所からもネタを持ってきてたんだし、処理しきれなかったとしか。
畳む能力がまるでありませんでしたね
突然駆け足になったのはヒロアカが完結して自分も終わらせたくなったんじゃない
流石にそんな衝動的には終わらないんじゃないですか
カテゴリクソマンガで草
針太郎と並んでるの笑っちゃう
最後の最後でクソ漫画になりました
鬼滅と同じ担当編集が連載立ち上げから途中まで面倒見てたから
最初の面白い部分は編集の舵取りが上手かった説
五条は編集の置き土産だからうまく扱えなかったんじゃないかな
序盤は単行本の端とかに
編集と一緒に五条の術式を数学者に教えてもらう。とかやってたもんな
編集が手綱握ってたんだろうね
こんなのをネクスト鬼滅でゴリ押しした方も崇拝して脳死で絶賛する方もまとめてどうかしてるとしか思えんな
渋谷までならともかく未だにジャンプで1番面白いとかほざいてる奴等見てると失笑しか出ない
数字的にはネクスト鬼滅になりそうでしたからね
新キャラを出しまくるとかほぼワンピースのような有様ですね。
ワンピースは定期的にヒットキャラ作ってるけど呪術は…
渋谷でキャラを大量に殺してリセットした割にそれ以降の新キャラがあんま魅力なかったな
秤や日車はキャラ自体はいいと思うけど術式がつまらんし
絶対次回作打ち切りでしょ。
ワンピースどころかキャプテン翼やニセコイ、マッシュルよりも引き伸ばしのレベルが大きすぎますね。
マッシュルは流石にいい勝負といったところ
こうして終わってみると「宿儺戦あんなに引き伸ばす必要あった?」ってどうしても思っちゃうな
奇をてらうと面白くするって別なんよな
これは、しくじり先生で引き伸ばしすぎて人気がなくなって打ち切りになった作品として紹介してほしいですね。
呪術海鮮でパクり漫画家は物語を畳む能力が乏しいって事が良く分かった。
最初から五条のキャラ人気頼りで大して面白くなかったけどな