【呪術廻戦 265話 感想】虎杖の領域展開で宿儺と岩手ツアーする謎展開！ついでに釘崎野薔薇は死亡確定

◆関連記事

岩手ツアー

前回虎杖の領域展開で駅のホームに連れてこられた宿儺でしたが、なんと今回は虎杖が祖父と住んでいた岩手県の観光ツアー回でした。
虎杖が思い出を語ったり宿儺とアーチェリーをしたりザリガニ釣りをしたりするという、今までの戦いを全く無視した謎展開でした。

ただ、最終的には人間の事を少しでも知ってほしいという目的が語られましたし、あれだけ憎んでた宿儺に対して少し友好的に見えたのは虎杖が哀れんでいたからという理由づけもされてたのは良かったです。

また、ほぼ1話丸々ツアーに使ってから最後に改めて2人が決別し、次回からの激戦を匂わせるところで終わるという緩急の付いた展開はここ最近の中だと1番面白かったです。
あまりにも斜め上の内容でしたが、それ故に良い意味で裏切られました。
やはり芥見先生は理屈っぽいバトルより人情劇や何気ない日常を描く方が向いてると思った回でした。

引っかかる点

最近の中では1番面白かったですしラストのドヤ虎杖も単体で見るとかっこよかったんですが、今までの流れを考えると引っかかる点がありました。

領域展開について

まず私以外の多くの読者も思ってる事でしょうけど、虎杖が宿儺を殺せる領域展開できたなら何故今まで使わなかったのか問題。

黒閃で調子が上がっただけで使えるようになったとは考えにくいですし、恵と違って全てを悟ったような顔で使ってるので土壇場で覚えたようにも見えない。
流石にこれはこの後説明されると思いたいんですが、「日車を温存しとけば勝ててた」問題をスルーしてるぐらいなので説明しない可能性も0じゃないのが怖いところ。

もし説明しないと今まで死んでいった仲間たちの死が無駄になってしまいますし、虎杖がすごい舐めプ野郎になってしまうのでそれだけは勘弁。
ただ、条件を開示してもまたガバガバになりそうな予感はしますが。

虎杖のドヤり

今回の話だけで見ると「宿儺を殺せる」と豪語する虎杖のドヤり方はかっこいいんですが、ここまでずーっと宿儺にボコられ続けてきた過程を加味すると「急にどうしたこいつ！？」という感想を抱いてしまいました。

これがもし「ギリギリまで虎杖だけは修行してて皆やられてしまった後に駆けつけて領域展開！」とか「東堂が殺されて怒りで覚醒！」みたいな展開だったら素直に受け入れられるんですが、上で書いてるように覚醒したきっかけも今ひとつ分からないしボロ雑巾状態からドヤ顔までの温度差が激しすぎる。

やはりここまでのグダグダバトルが足を引っ張っているなと思いました。

釘崎の死亡が確定

しれっと釘崎の死亡が確定していました。

虎杖が命の価値について語っている時に、祖父・順平・七海・脹相・五条・真人という死亡組と一緒に映ってたので間違い無いでしょう。
まあ元から死んでるとは明言されてたんですが、逆張り大好きな芥見先生でも流石にここまでしっかり死亡組として描いて復活させるような事はしないんじゃないかという意味で死亡確定です。

復活は無いにしてもメカ丸みたいにイレギュラーな形で登場する事はあり得たんですが、後はもう虎杖が領域展開で宿儺を倒せば済む話なので入り込む余地も無さそう。
天元と1億人の合体呪霊と戦う時にワンチャンありそうなぐらいか？

まとめ

グダグダ宿儺と戦ってなければもっと面白かっただろうにと思った回でした。
もっとも、ここからまたグダグダバトルが始まって「岩手ツアーの方が面白かったな」ってなる可能性もありますが。

管理人

いずれにせよ今度こそ宿儺戦は終わりにして

関連商品

呪術廻戦 27 (ジャンプコミックスDIGITAL)

集英社

Amazonの商品レビュー・口コミを見る

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

集英社

Amazonの商品レビュー・口コミを見る