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『白卓』とは
『白卓』は2024年9月23日に発売された少年ジャンプ43号からスタートした作品で、作者は幾つか読み切りを掲載していた「石川光貴」先生。
イジメられていた主人公の日隈が不登校の能登と一緒に面白いゲームを作っていくストーリーです。
絵柄が古い
石川光貴先生は連載経験の無い新人なんですが、絵柄やキャラデザが古いなと思ってしまいました。
具体的な理由は自分でもよく分からないんですけど、一昔前のサンデー作品を読んでる気分になった。
絵柄が古い作品がバズる事は中々無いのでこの時点で結構なハンデだと思います。
あとオレっ娘で恋愛感情0の能登が女性である意味が分からなかったり、何故か1人だけ私服だったりするのも地味に気になりました。
まあ今後説明されるのかもしれませんけど、1話で引っかかる部分を何個も作るのはあまり良くないと個人的には思う。
設定
日隈がゲームを作ってイジメっ子たちを見返すわけですが、そもそも授業でゲームを作るという設定がピンと来ませんでした。
確かに高校プログラミング教育は2022年から必修化されてますけど、学際の準備をしながら3週間でゲームを作るというのは結構厳しい気がする。
主人公が素人だと言ってたのでゲーム専門学校という訳でも無いし、かなり違和感がありました。
その他にも先生が校内でタバコ吸ってる事をグレーで済ませたり、先生公認で高校生が学校に泊まり込んでるのに親は一切絡んでこないなど、ストーリーを進めるために都合が良すぎる設定が多くリアリティがまるでありませんでした。
見開き
作ったゲームが大人気で脳汁が出るというシーンに見開き4ページを使ってたんですが、正直微妙でした。
そもそも4ページ見開きはスマホだとメチャクチャ見づらいし、他人の感情が全く理解できない日隈が面白い内輪ネタを作れる事に説得力がありませんでした。
プロが作った売られてるゲームをプレイしてる若者たちが内輪ネタというだけで素人が3週間で作ったゲームに熱中するのも違和感。
また、「内輪ネタは外から見るとサムいが内側に居ると1が10くらいに面白ぇ」と言ってた通り、クラスメイトは面白いんでしょうけど読者は置いてけぼりだったせいで脳汁が出るほどのカタルシスが感じられなかった。
これが自虐ネタなんだとしたら良いですが、おそらくそういう事では無さそう。
まとめ
読者置いてけぼりで勝手に盛り上がってる1話だったなと思いました。
現時点では打ち切り臭しかしません。
新連載3つとも変化球だったから1個ぐらい王道が欲しかったなあ
2話で更に打ち切り臭
ただでさえ絵柄が古臭かったのに2話では作画がちょいちょい雑になってましたし、「能登と一緒にゲームを作る」という目標を伝えるまでにわざわざ2話かける意味が分かりませんでした。
絶対にここまでの流れは1話でやるべきだった。
また、1話のゲームでクラスメイトを見返す事にそこまでカタルシスが感じられなかったせいか、あれきっかけで能登が日隈の才能に惚れこむというのもイマイチ説得力に欠けました。
何よりゲーム制作中の地味な期間を面白くできる気がしないので、打ち切りの可能性が高いと思われます。
詐欺師の犯罪者を許す
詐欺師の犯罪者を許す展開になってしまいました。
コメント
20年前のガンガンの読み切り臭
確かに一昔前のサンデーの匂いww
今までのジャンプと違う風を入れようとしてすっ転んでいる感じ
白卓はめだかボックスやToLOVEるより絵柄が古い
イチとしのびごとの画力が高いだけに余計に悪目立ちしてる
そのうえ内容も微妙なら最速ドベ踏んでもおかしくない
まともに読んでなかったから能登が女の子だってこの記事で知ったわ
脳汁がでるほどの、徹夜とかがすべて報われるようなステップアップが描けてるとは思えないのが一番きつい。
今でいうと落語とかの仕事系スポーツ系で、キャラがどう悩みどうやって乗り越えられたかを描けてるのか。
ただフリーズしました徹夜しましたキツかったですじゃ伝わらないっすよ。
必修プログラミングなら、フレームやベースがあるだろうから、テキストや選択肢、絵を変えるくらいのADV系ならあり得るでしょ。webブラウザ上でも十分。