◆関連記事
【新たなクソ漫画】ジャンププラスの新連載「結婚するって言ったよね?」が古臭すぎる上に4コマ漫画の羅列だった【インディーズ】
少女Nullとは
ジャンププラスで2023年8月5日からスタートした作品で作者は「中西鼎」先生と「あきま」先生。
火遊び同盟という読み切り作品を描いていたコンビで毎週土曜更新の作品。
以下あらすじ。
有機物性のロボット・義人が普及し、人々が豊かな生活を送っている23世紀東京。そこに住む少年・リアハは、ある一体の義人との出会いをきっかけに、世界の秘密に巻き込まれていく… 『火遊び同盟』のコンビが描く巨弾SF!!
出典:https://shonenjumpplus.com/episode/4856001361584136770より
ガバガバ
ロボットである義人が居る近未来を描いたSF作品なのですが、あまりに世界観や設定がガバガバすぎてコメントが荒れまくっています。
以下はその一部。
- 近未来の23世紀にセルフレジすら無く小銭を投げつけて怒るオッサンという古臭い描写
- 技術・街並み・小物など義人以外ほぼ全てが21世紀と同じで近未来感0
- 色々な仕事を義人が担当しているのにドライバーは何故か人間がやっていて居眠り運転を起こし、更にそれがストーリー開始のきっかけになる(自動運転も無いのか)
- 父親は義人の秘密を暴いてしまい政府に殺されて身元も割れてるのに何故か普通に学校に通う主人公
- 偶然生き残って逃げ出した義人が偶然生き残って逃げ出した義人好きの主人公の元へたどり着き偶然主人公の父親の仇の息子と遭遇するというご都合
- 「この部屋から出るなよ」って言った直後に「俺のそばから離れるな」って言う意味不明な主人公
- 軍用の義人が頭に攻撃を食らっただけで自我を取り戻してしまうガバガバ設計
ざっと挙げただけでもこれぐらいガバガバな点があります。
特に3・4・7はストーリーの根幹にかかわる部分なので致命的。
6に関してはマジで意味不明。
3は「義人に義人を運ばせると裏切りが怖いから」という理由も考えましたが、義人は人間に逆らわないように作られてるみたいだし護衛も無しで1人なのでどう考えてもおかしい。
また世界観に関しても、1・2で挙げた物以外だと義人に自転車を漕がせて配達させるという無駄だらけの描写などが引っかかってしょうがない。
配信用ドローンがあって配達用ドローンが無いのは不自然で説得力が無い。
描きたい物ありきで他には興味無い感じがしてしまい、中学生の妄想を見せられている気分。
近未来SFとしてはあまりに酷い。
まとめ
ストーリーや設定はインディーズレベルで全く入り込めないので、中高生がグロを楽しむだけの作品って感じでした。
中西鼎先生は今回が初作品って訳でもないので、何故こんなガバガバになってしまったか不思議。
またコメント欄が荒れる枠か・・・
コメント
火遊び同盟からこれになるの、編集に変なアドバイスされたか連載が向いてなさすぎるかの二択だよなあ…
火遊び同盟も割と子供臭かった気がするので元からなんじゃないですかね
数ヶ月前にビッグコミックに連載してた浦沢直樹のデビュー作returnが
戦争が終わり不要になった戦闘用ロボットを山積みしたトラックから、一台のロボットが落ちて
頭をぶつけたショックから自我が芽生え
スリで生計を立ててた少年と出会い一緒に生活する話なんだけど
凄く似てて気になった
まあそんなに特別な設定でも無いので良いんじゃないですかね
23世紀なのに現代風過ぎるのは作品で解説されましたね