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乙骨を真っ二つにした斬撃
251話ではハッキリと描かれておらず252話は下書きでよく分かりませんでしたが、261話で乙骨は五条と同じく宿儺の斬撃によって真っ二つになっていた事が判明しました。
という事はやはり乙骨が食らったのは世界を断つ斬撃だったという事になる訳ですけど、そうなってくると致命的な矛盾が発生してしまいます。
詠唱と手掌
まず世界を断つ斬撃の詳細は以下の通りです。
- 本来は発動に閻魔天の掌印(左右の両手が必要)だけが必要だった
- しかし、完全受肉前は片腕しか無く掌印が結べなかったので、縛りを科す事で1回だけノーモーションで発動したため五条は避けられず真っ二つになった
- 縛りによって初回以降は掌印+詠唱+手掌による指向性の設定が必須になった
ただこちらの記事でもツッコんでる通り251話で乙骨がこれを食らった際、宿儺の腕は1本が切り落とされ2本はリカによって抑えられていたので閻魔天の掌印は結べません。
また、腹にある口は舌を引っこ抜かれ顔の口も大きく切り裂かれていたので詠唱もできません。
にも関わらず世界を断つ斬撃を使えたとなると、宿儺は自身に課した縛りを無視した事になり矛盾してしまいます。
幾ら何でもありみたいになってる宿儺でも縛りを無視する事だけは不可能ですし、それができるなら文字通り何でもありになるので流石に無理でしょう。
ちなみに「乙骨を真っ二つにしたのはただの強化した解なのでは?」という意見もありましたが、真っ二つにされる直前に乙骨が「斬撃の威力が弱まってる」と言ってましたし宿儺がわざわざ手掌による指向性の設定をしてたのでほぼ間違いなく世界を断つ斬撃です。
伏黒恵の掌印&詠唱説が復活!
そうなってくると伏黒恵が掌印&詠唱をやってた説が復活してしまいます。
というか、他に考えられないので消去法で自動的にそうなってしまう。
それに251話の描き方だと普通に読んでれば恵が詠唱してるように見えますしね。
当時はギャグみたいな説だなと思ってましたが、ビブラスラップの後だとすごく真面目な説に思えてくる。
これのせいで恵は戦犯呼ばわりされてるんですが、本当に宿儺を手伝ってたとしたらそう呼ばれても仕方ない。
「津美紀が死んでも折れなければ」と言うのは酷な話ですが、どれだけ酷い目に遭っても折れない虎杖が居るのでどうしてもそこと比べるとメンタルが弱く見えてしまう。
万が一ここから恵が助かってもどの面下げて虎杖たちに会うんだって話ですし、やっぱ死ぬんですかね。
まあ虎杖が死んで恵だけが生き残るルートもあるけど。
まとめ
他の矛盾と違い縛り無視は作品を根本から否定する物なので、恵がやったのであればさっさと説明して欲しい。
そしてもう縛りゲーはやめてほしい。
また単行本で長ったらしい言い訳が始まるのはNG
コメント
手掌による指向性の設定自体はノーマル解でも結構やる時ある。渋谷でマコラに撃った時、新宿で五条の背後のビルに撃った時とか
詠唱込みにしても火力が高すぎるという点は…至近距離で食らったのが大きいか?日下部によるとゼロ距離の解は捌と同じく即死級らしいし
呪術でこの程度の説明不足(あるいは矛盾)なんて可愛いもんだし、「なんで東堂と処刑人の剣を同時運用しなかったの?」とかもっと致命的な齟齬いくらでもあるよ
あれだけ前振りしてただの解で乙骨を真っ二つにできるなら全てが茶番ですし、縛り無視は呪術の今までが全て無に帰すので東堂と処刑人の剣よりも遥かに重大です
おかしい部分に無理に整合性取ろうとするとほとんどのキャラがバカでクズってことになる
宿儺はこっそり印を結んでた小物すぎる行為は信者に
「伏線すげー!!宿儺策士すぎる!!」って絶賛されてたし
クズ行動=策士に変換してくれるから平気平気…
ライブ感溢れる作品にありがち
いつもの巻末解説講座で説明してくれるよ
本当にやりそうで怖いです
縛りは別にいいんだけど軽すぎるんだよね
その場に応じて今だけこれ禁じますって小学生の一生のお願いじゃないんだからさ
何でもアリな上に後出しだらけだと読者も置いてけぼりだし
キャラの魅力はあると思う