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【岸辺の戦闘まで改悪】ギャグが平坦・作画ミス・歩き方おかしい・無駄演出・未来の悪魔登場しない引きなどやはり残念だったアニメ「チェンソーマン」10話の感想【微妙】

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アニメ「チェンソーマン」10話感想
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良かった点

タバコを吸うアキ
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA


良かった点
  • アキと姫野に関するシーンはしんみりした雰囲気だったので作風と合っていた
  • アニオリの台詞などでデンジとパワーの仲良し感は原作よりも強調されていた


良かったと思った点については上記の通りです。
やはりしんみりした静かなシーンは今の作風が合っていると思いました。
まあこれだけ静かにやってるんだから合わないと何の取柄も無くなるわけですけど。

また、ちょいちょいデンジとパワーの会話にアニオリの部分が追加されていて2人の仲良し感は原作よりも出ていたと思います。
この2人がどんどん仲良くなっていくのも重要な事なのでね。

ギャグ

頭が故障したデンジを殴るパワー
出典:チェンソーマン4巻より


相変わらずBGMを殆ど使わずコミカルに演出する気は0なので、原作ではギャグシーンだった部分が全然ギャグになっていませんでした。
シリアスとギャグの緩急の激しさが魅力の作品なのに、アニメの方はすごいシュールなギャグかどうか分からない物を挟んでそのままシリアス・または戦闘に移行という平坦な作りになってしまっています。

こんな作りにするんだったらいっその事ギャグシーン全部カットすれば良かったのにと思う。
終始抑揚が無く陰気くさい雰囲気で原作のギャグをそのままやってるからチグハグになってる。

シリアスな事ぁ考えなくていっか!」のデンジのふざけた顔も描かないという演出してるし、徹底的に暗い作りになっちゃってる。

作画ミス

(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA


岸辺が最初にドアを開ける時にポストが消滅してました。

ドアくらいどうでも良いだろ!」と言う人が居そうですけど、この作品におけるドアはすごく大事なんですよ。
トップクラスに大事と言っても過言ではないぐらい。


それに前回もそうですが、1,2回見ただけで気づくような作画ミスに制作陣が気づいてないのがヤバい。
MAPPAの威信はどうなったんですか?

しかも全体的な作画レベルもかなり落ちてたし、最終回に力入れてる分がモロに反映されてた回だったなと思います。
総作画監督が6人も居るという異常事態になっていたので、相当切羽詰まっていたのかもしれません。

岸辺の戦闘シーンの改悪

血の槍を壊す岸辺隊長
出典:チェンソーマン4巻より


本来は天井から降ってくる血の槍を岸辺が破壊するシーンだったんですが、アニメは回避した後の槍相手に岸辺がボクシングするシーンになってしまっていました。
そのせいで岸辺の戦闘シーンが滑稽に。



パワーは血を操作できるから回避した後の槍も操作できないよう入念に折っただけだろ!



こう思った人も居るかもしれないので予め言っておくと、もし凝固させた後の血も操作できるなら最初のギリギリで避けた槍から更に槍を出せば岸辺は死んでました。
というか、それが可能ならそもそも折った後の破片を操作して攻撃したりもできるので折る意味がありません。

よって、パワーは1回凝固させた血を自由に操作できないと考えるのが自然なので回避した後の槍相手にボクシングしてる岸辺はおかしいです。


管理人
管理人

制作陣は作ってておかしいと思わなかったのか?



出典:チェンソーマン4巻より


しかも同時攻撃のはずなのに原作と比べてデンジが降りてくるタイミングが遅すぎるし、一応内側に蹴ってる原作(これでも外に落ちそうだが)と違いアニメでは普通に蹴っ飛ばしてるので「絶対外に落ちるだろ」とツッコんでしまいました。

今までの謎改悪もそうですが、制作陣って純粋に読解力や想像力が無いのでは?
無駄にスロー演出入れたり岸辺の蹴りを3カメラで見せたりと、戦闘自体の見せ方も微妙でした。

歩き方

変な歩き方のアキと京都組
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA


アキが京都組の2人と未来の悪魔の元に向かっている時の歩き方が不自然で気持ち悪かったです。
ここはそもそも作画も怪しかったので、演出とかではなく単にクオリティが落ちただけだと思います。

始まったばかりの頃はただ歩くだけのシーンを気持ち悪いぐらいのクオリティで描いていたので、余計にこういうおかしな歩き方が目に付く。
もっとも、6話で走ってるシーンもすごい違和感ありましたし今更っちゃ今更なんですけど。

未来の悪魔登場せず

登場しなかった未来の悪魔
出典:チェンソーマン4巻より


最後にアキが未来の悪魔と会うんですけど、目が見えただけで一言も喋らず終わってしまいました。
その引きはおかしいだろ」っていう意見を結構見かけましたが、この辛気臭いチェンソーマンならこの引きの方が合ってると思いますよ。

何ならノリノリの未来の悪魔なんて合わないんだからアニメには出さなくて良いんじゃない?と思うぐらいです。
上でも書いたようにギャグがギャグとして描かれて無いので、こういうふざけたキャラがとことん合わない雰囲気になっちゃってる。

ED


曲自体は個人的に結構好きだったんですが、映像はなんだこれ?って感じでした。
ここまでずーっとその回に焦点を当てた内容にしてたのにいきなり振り返り&匂わせみたいな内容で、マキマがやってた筈の動作も実写のおじさんみたいな手でやっててよく分かりませんでした。

総評

しんみりしたシーンは雰囲気が合ってて良かったですが、改悪や作画のクオリティダウンなど残念なところも多々見受けられる微妙な回でした。
最終回近いのでさすがに作画のクオリティはまた上がるでしょうけど、この解釈違いっぷりも最後までこのままでしょう。

大体分かってましたが、残り2話でサムライソードと決着を付けて金玉蹴って終わりでしょうね。
レゼ編は劇場版と。


現時点のアマランで判断すると円盤の売上ヤバそうですが、劇場版や2期もこのクオリティで作れるんですかね?

つららボクササイズ


つららボクササイズについて追記しました。

11話の感想


11話の感想です。

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コメント

  1. 匿名 より:

    円盤爆死して2期から制作会社変更とかないかなマジで

  2. 匿名 より:

    1期からやり直してほしいね

  3. 匿名 より:

    実は原作から変えてる自覚とかはなくて、ほんと単純に漫画読むのヘタクソなだけなんじゃないか?と思ってます、最近
    「よく動くもの」は作れるけど、「心理が動きに出るのだ」というアニメーターの基本が出来てない

  4. 匿名 より:

    岸辺のシーンはガッカリしたな
    アキくんの表情とか無駄に凝る癖に前話のコベニの意味不明改変といい今回といい、監督君リアルにこだわる割にリアル部分のセンスないなぁ
    ギャグだけダメならまだギリ許せるのに

  5. 匿名 より:

     色々気になったとこはあったけど普通に好きな方だったかな。リアルなアニメーションに拘るとこは良いって思ってて、ここら辺はあまり記憶に無かったから気にして無かったけど、この記事を読んでなるほどって思った。最後のアキの歩き方はあんな左右に揺れるかってツッコミを入れたくなる。これまでの締め方で何となく悪魔の姿形は見せないんだろうなって予感してた。
     あと岸辺って二人が練習をサボったから家まで来たんじゃなかったっけ。

  6. 匿名 より:

    こんなゴミ共にレゼ編つくって欲しくないわ

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