◆関連記事
2023年打ち切り作品一覧
打ち切りに明確な基準は無いので私の独断と偏見で決めてます。
打ち切られた作品は随時追加予定。
作品・作者・連載時期については下記の通り。
作品名 | 作者 | 連載時期 |
高校生家族 | 仲間りょう | 【開始】2020年09月07日 【終了】2023年02月20日 |
PPPPPP | マポロ3号 | 【開始】2021年09月18日 【終了】2023年02月27日 |
大東京鬼嫁伝 | 仲間只一 | 【開始】2022年09月05日 【終了】2023年04月03日 |
ギンカとリューナ | 渡辺シンペイ | 【開始】2022年09月12日 【終了】2023年04月10日 |
イチゴーキ!操縦中 | 林聖二 | 【開始】2022年11月28日 【終了】2023年04月17日 |
人造人間100 | 江ノ島だいすけ | 【開始】2022年12月05日 【終了】2023年09月04日 |
テンマクキネマ | 原作:附田祐斗 作画:佐伯俊 | 【開始】2023年4月10日 【終了】2023年9月11日 |
ドリトライ | 雲母坂盾 | 【開始】2023年5月08日 【終了】2023年9月18日 |
一ノ瀬家の大罪 | タイザン5 | 【開始】2022年11月14日 【終了】2023年11月06日 |
アイスヘッドギル | 蜂矢育生 | 【開始】2023年6月26日 【終了】2023年11月13日 |
ここから下は個別の紹介になります。
高校生家族(全122話)
完全なギャグ作品枠。
正直1話目を読んだ時点で生理的に無理だったので全く読んでいませんでした。
アンケは中盤からドベを行ったり来たりだったんですが、いきなり雑な終わり方をして打ち切りとなってしまいました。
明確な原因は分かっていませんが、あまりアンケが振るわず更に単行本が全然売れていなかったから打ち切りになったと言われています。
長く続いた作品でも唐突に終わるのがジャンプの恐ろしいところ。
PPPPPP(全70話)
凡才の主人公が兄妹の天才ピアニストたちに挑む姿を描いた音楽物。
ジャンプとしては珍しいジャンルでしたが、終盤で駆け足になり最後はぶん投げエンドとなりました。
70話も掲載していて55話で巻頭カラーを貰ったりもしてたんですが、61話でカラーを貰ってから最終回まではずっとドベ付近でした。
1回打ち切り候補にまでなってから復活したという非常に珍しい作品ではあったんですが、終盤は作者のやる気が無くなってしまったかのような展開になってしまいました。
途中までは好きだったのにこれのせいで一気に嫌いになった作品。
ジャンプらしからぬ作風でジャンプ読者の人気を勝ち取った作品だったので勿体なかったです。
大東京鬼嫁伝(全29話)
人間男子と鬼女子が繰り広げるモノノケバトルコメディ。
あまりストーリー性があったわけでも無いので割と円満っぽく終わりました。
新連載補正が切れる9話でカラーを貰って以来アンケが落ち込み、そこから復活する事はありませんでした。
ジャンプ本誌に掲載された読み切りは主に画風が大好評だったんですが、何故か連載になった際に線が細くなり雰囲気が変わってしまいました。
何か考えがあっての事なのかコストの問題なのか分かりませんけど、個人的には残念でした。
バトルもギャグも中途半端でしたし、途中から話がワンパターンだったので読者が飽きてしまったんだと思われる。
ギンカとリューナ(全29話)
少女と雪だるまが世界中を旅するマジカルファンタジー。
一応円満っぽい終わり方ではあったものの、色々と回収してない物が残ったままの打ち切りとなりました。
新連載補正が切れてから一瞬持ちこたえてカラーも合計3回貰ってたんですが、3回目のカラー以降はアンケどん底で復活する事はありませんでした。
世界中を旅するのがメインかと思いきや、早々にありがちなバトル物になってしまい更に肝心のバトルもあまり上手くなかったのが敗因の1つだと思われる。
もっと広大な世界を描いていった方が差別化できて生き残った気がします。
あとギンカが最強すぎて大体ギンカが解決してしまうのがつまらなかった。
作者がギンカ贔屓しているようにも見えてしまいましたし、もっと対等なコンビの冒険物の方が人気出そうでした。
イチゴーキ!操縦中(全19話)
命を落として改造人間にされた主人公とマッドサイエンティストの幼馴染が繰り広げる青春ギャグ作品。
僅か19話という最速クラスのスピードで打ち切りになりました。
1話だけ読んで全く面白くなかったのでそれ以降殆ど読んでませんでしたが、案の定速攻で打ち切りになってて何故連載できたのかよく分からなかった。
偶にこういう初っ端から何の希望も無い作品が連載されますけど、編集部はどういう基準で決めてるんですかね?
人造人間100(全36話)
一家を惨殺された主人公が人造人間No.100を使って仇の人造人間たちに復讐するストーリーです。
色々と駆け足ではありましたが、最後は面白くキレイに終わりました。
新連載補正が切れてからアンケはずっと不調で、23話でカラーを貰ったのを最後にずっとドベ付近を彷徨っていました。
この作品はそこまで叩くような欠点が無い代わりに特筆すべき良い点も無かったので、全体的にインパクト不足でした。
なので他の打ち切りと比べると完成度は高い代わりに、突き抜けた作品と比べると記憶に残らなかった。
とはいえ決して悪い作品では無いと思ってるので次回作にも期待してます。
テンマクキネマ(全21話)
映画好きな主人公と亡霊になった天才脚本家が映画を撮影するストーリー。
「附田祐斗」先生と「佐伯俊」先生の「食戟のソーマ」コンビという事で期待されていましたが、僅か21話で超駆け足の打ち切りとなりました。
新連載補正が切れてからずーっとアンケはどん底で復活する気配すらありませんでした。
地味な題材に加えてキャラまで地味で何のインパクトも無く、更にヒロインまで可愛くないという見どころの無い作品でした。
私には「作者さえ有名なら読者は読んでくれるだろう」という希望的観測みたいな物が含まれた作品に見えました。
サムライ8でも似たような失敗をしたのに編集部は懲りないですね。
ドリトライ(全19話)
戦前の日本で主人公が食っていくためにボクシングをやるストーリー。
古臭い設定と画で最初からあまり期待されていなかった印象で、わずか19話で打ち切りとなりました。
新連載補正が切れる前からずーっとアンケはどん底で復活する気配すらありませんでした。
まともに面白かった瞬間はなく、作者は真面目なんだけどギャグにしか見えないシュールさや打ち切りが決まってからの突き抜け方だけが面白かったです。
言ってしまえばネタにされるだけのクソ漫画。
なので次回作は開き直ってふざけた方がウケる気がしました。(狙うと滑る可能性もあるが)
一ノ瀬家の大罪(全48話)
事故で記憶を失ってしまった一ノ瀬翼が訳アリ家族と記憶を取り戻していくストーリー。
タコピーの原罪で有名なタイザン5先生の作品という事で単行本はある程度売れてましたが、終盤はずーっとアンケがどん底で48話で打ち切りとなりました。
最初はキャッチーな掴みで話題になっていたものの、ちゃぶ台をひっくり返すだけの展開を繰り返し夢と現実が曖昧になってどんどん意味不明になっていきました。
正直何をやりたかったのか伝わってこなかったし、完全に迷走してました。
タイザン5先生はキャッチーな掴みを描くのが上手い分話をまとめるのが下手なので、短編とか読み切りの方が向いてると思いました。
アイスヘッドギル(全20話)
王都を追われた主人公のギルが世界を支配してるリッチを倒すために冒険するストーリー。
鬼滅っぽいという事以外何も話題にならず、速攻でアンケドベになりそのまま20話で打ち切りとなりました。
ジャンプでウケが悪い冒険ファンタジーだし、全体的にキャラデザがダサいし、バトルも全然かっこよくなかったので全く流行る未来が見えませんでした。
何故連載会議を通ったのか不思議でならない作品。
最後の死んでいった王様の話だけは評判が良かったので、バトル作品はやめて老人の人情者とかやった方がまだウケそう。
まとめ
振り返って見ると2022年・2023年共にとんでもないバケモノ作品は出てきてないので、地雷率は低くなったのかもしれない。
ただ、その分記憶にも残らないので良いのか悪いのか分からないけど。
タイパクのような刺激をどこかで求めている自分が居る
2024年の打ち切りまとめ
2024年の打ち切りまとめです。
コメント