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『Bの星線』とは
『Bの星線』は2025年2月10日に発売された少年ジャンプ11号からスタートした作品で、作者は「林守大」先生。
少年ジャンプで何度か読み切りを掲載した経歴があります。
以下あらすじ。
“運命”の扉はいま開くーー
あるコンクールを機にピアノの世界から離れた元天才ピアニスト・夜創一郎。
出典:https://www.shonenjump.com/j/rensai/bnoseisen.html
もうピアノを弾けないと思っていた中、
ベートーヴェンと名乗る男が師匠としてーー…
再起のピアニスト成長譚開幕!!
打ち切り臭
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残念ながら1話の時点では打ち切り臭がしました。
まずベートーヴェンのキャラが強すぎて主人公が空気になってました。
ヒカルの碁みたいに平凡な少年が偉人と出会って変わっていくようなストーリーだったらそれで良いんですが、Bの星線の主人公は過去に挫折してピアノを弾かなくなった天才という属性が付与されているので空気になってるのはダメだと思う。
ベートーヴェンを案内する付き人でしかなかった。
しかも過去に挫折したシーンも全然描かず掘り下げもあまり無かったので、ベートーヴェンとか関係なくキャラが薄い。
だから主人公に興味が持てないし過去を知ってるキャラが絡んできても話に乗れない。
もちろん1話で全てを開示しろと言ってるわけでは無いんですが、せめてコンクールで負けて挫折するシーンぐらいは描いておくべきだった気がします。
その他ダメだと思った点
以下はその他ダメだと思った点です。
- 萌えキャラがどうこうとか「運命は自動ドアのように開く」とかギャグや言葉選びのセンスが微妙
- 画力が今ひとつで古臭い部分がちょいちょいある
- ベートーヴェンがフランクすぎて貫禄が無い
- ピアノ+実在するベートーヴェンの身の上話が多いので題材がマニアックで人を選ぶ
全体的に万人ウケする要素が少なく、アンケを取って人気が出る未来が見えない。
また、1話の時点で絵が若干不安定なのでしばらくしたら絵が荒れてそう。
逆に絵がどんどん上手くなっていけば生き残る可能性も少しは上がるかもしれません。
まとめ
そこまで悪いとも思ってないんですが、内容がニッチな上に荒削り感がすごいので激戦を繰り広げている今の打ち切りサバイバルレースを生き残れる気はしない。
万が一これが大人気になったら奇跡だと思います。
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エンバーズもそうだったけど主人公を掘り下げないのが流行ってんの?
2話の感想
2話の感想です。
コメント
1話で読者の心を掴めって編集指示があるのかもしれないですね
音楽家自体の人気は高くて創作畑も活発だから
イケメン音楽家コレクションにすればワンチャン生き残れるかも
ただ画力がね…
主人公の過去に何があったのかを明かしてないせいで、1話の後半は作者が勝手に盛り上がってるように思えた
今はむしろ打ち切りライン低めだから全然やれるような気がした
挫折の理由はさっさと次回で開示して欲しいですね
今のところエンバーズ2話のほうがヤバめですかね…
こっちは音楽家スタンドバトルも、ベートーヴェンを師匠マスコットおじちゃんポジにして
時々歴史雑学のまっすぐな音楽青春ものもできそうだからまだいいけど
エンバーズの何もかも一回どっかでこのキャラもこの展開も見たことあるな感はやばい
サッカーっていう新鮮味のかけらもない題材だからこれは惨事だ
めざましテレビで紹介されてたから多分集英社的には推していきたい感じなんやろ
連載開始前はサッカー生き残りでこっち駄目だろうなって思ったけどピアノ1話、サッカー1、2話読んだら評価逆になったな…。
ピアノは2話まだ読む気が起きる感じ。