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『BIG FACE』とは
https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755555736852
BIG FACEはジャンププラスで2023年12月13日からスタートしたインディーズ作品で、作者は今回が初の連載となる「士雄崎山」先生。
序盤はボロクソに叩かれていましたが、アクション描写が案外上手かったり無駄な引き延ばしが無くグイグイ話が進んでいく点が評価され一定数のファンを獲得していました。
しかし、vtuberアンチが殺されたり迷惑な行動で目立とうとする環境保護団体が痛い目に遭ったり、弱者男性をバカにするギャルをボコボコにする展開など、荒れそうなネタを連発する炎上商法みたいな事もやっていました。
最終回

そんなBIG FACEが34話で最終回を迎えました。
少ない話数ではありますが、何もぶん投げる事無くキレイに終わったので打ち切りではなく完結だと思います。
1話で娘を殺された父親が復讐しに来る事や治療された八尺が1話の約束を守って土下座する事など伏線回収も上手かったですし、悲しき過去が描かれたとはいえ極悪人だった八尺が殺されたのも着地点として良かった。
二重人格だったというのは少々逃げのようにも見えたので、改心して生存してたらモヤモヤしてたかもしれない。
治療法が見つかっただけで病気は無くなってませんし完全なハッピーエンドという訳ではありませんでしたが、最後に処理班が救済課に生まれ変わってたり今まで登場したキャラの幸せな姿が描かれたりしてて予想以上に爽やかな終わり方でした。
未だに炎上ネタや時事ネタやりすぎたとは思ってるんですけど、最終的には面白かったです。
あと単純な画力は低かったものの、コマ割りや構図は中々上手かったので慣れてしまえば味のある絵に見えました。
とはいえ、この絵じゃ一般ウケは絶望的だし売れるためには画力アップが必須でしょうけど。
まとめ
インディーズとしてはストーリーのクオリティがかなり高かったです。
この絵柄で敬遠されてますけど、読む価値がある作品だと思いました。

こういうインディーズもっと頂戴
コメント
八尺様とかいうこの作品を象徴するキャラが良かった
なんやこの女って展開続いたかと思えば、仕事ができて頼られる面もあり
この病気何もかも狂わされた過去、最後の力振り絞って土下座ってのがもうね
確かにバビス、ザオサガみたいなのも産んでしまったが
市場で売れないタイプの作品を発表できるインディーズ連載っていいなって思った
クズを描かせると一級品な漫画だった
次回作も楽しみ
1話でやべえ作画だなーと思ったけど最後まで読んで楽しめたわ
読者それぞれに好みとか色々あるのは前提として、いわゆる初見切りや○話切りとかせずに読み続ければ、結果良作に当たることもままあるから漫画読みはやめられないなあ、と思いましたね。はじめから粗を探して読むのも疲れますしね笑
炎上商法がなければギリ単行本買ってもいいくらいの出来だった
ここで紹介されてなきゃ読まなかった
さっき一気読みして多少気になる点はあったもののおもしろかったな
紹介してくれて感謝
漫画力が高い人だと思うので作画担当つけてもらいたいですが、あの独特の絵も捨てがたいんですよね