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『バンオウ』とは
2022年12月16日からジャンププラスでスタートした作品で、原作は「綿引智也」先生、作画は「春夏冬画楽」先生が担当しています。
永遠の時間を生きる吸血鬼が将棋にハマるという斬新な設定で、目だった批判も無くコメントでは常に絶賛されていて閲覧数もそこそこ伸びていた作品です。
以下あらすじ。
現代の最強棋士たちに挑むのは悠久の時を生きるしがないヴァンパイア!?天才棋士VS悠久の凡才!反逆の棋戦ドラマ活劇新連載!!
出典:https://shonenjumpplus.com/episode/316190247030932381
最終回
そんなバンオウが68話で最終回を迎えました。
無事竜王戦が終わりみんなの前から姿を消した月島がブラジルでもネット将棋を続けてるという終わり方。
おそらく日本と12時間の時差があって月島が元気な夜に日本の人たちと戦えるので、ブラジルに渡ったんだと思われます。
特にぶん投げた伏線も無く打ち切りには見えなかったので、円満完結でしょう。
終盤は若干駆け足気味だった印象はありましたけど。
設定
最後まで活かされてたのは長生きで昼間に弱いという設定だけだったので、果たして吸血鬼である意味はあったのだろうか?とは思いました。
吸血鬼と言えば人から血を吸うのが定番なのでそれに将棋を絡めて葛藤する展開があるかと思いきや、偶に瓶に入った豚の血を飲むだけ。
昼間が弱い欠点も気合いで何とかなってましたし、吸血鬼を追ってるハンターもすぐ襲ってこなくなったし、吸血鬼である意味はあまり無かった気がする。
あと以前も記事で指摘してたんですが、キャラが良い人ばっかりで不快感は一切無いんだけどその分フックが無く薄味でした。
多少嫌味っぽい奴は居たものの、悪役は0に等しかった。
そのせいで将棋を一切やらないお兄ちゃんが1番キャラ濃くなってて他が食われてた印象。
月島もひたすら良い人なだけで、嫌いにはならないが魅力も薄かった。
売上
閲覧数はそこそこ伸びてましたしコメント欄は常に絶賛の嵐でしたが、その割に単行本の売上はあまり振るいませんでした。
1巻は完全に爆死してましたし、最新刊も閲覧数が半分以下のゴーストフィクサーズに負けていました。
やはりキャラが良い人ばっかりで薄味なのがバズらなかった原因なんじゃないかと思ってます。
毎回気持ちよく終わって衝撃展開が少ないからあまり感想がバズらないっていう。
まとめ
不快感は無かったし面白い部類ではあったんですが、あまりハマれない作品でした。
あと全体的に見開きの迫力が足りなかった。
正直しばらくしたら忘れてそう。
次回作ではもう少し悪者が居てもいいんじゃないかな
コメント
堅実な良作って感じだったのにマネタイズが難しかったかー…
ゴーストフィクサーズはscp好きにブッ刺さってるし
あの層は推し活が海外のゲームくらいしかないからやっと国産で大手を振って推せるの見つかった感じなのかしら
針とか単行本にしたら何気に売れそうな気がする
自分は絶対買って配る!!
堅実というか毒にも薬にもならないというのが私の感想でした
針は配らないでください
商売だから売れないと話にならないんだろうけど好きな作品だった
この人の味わいは残しつつ売れる次回作が見られたらいいな
全員良い人だとインパクトが足りないのでそこが改善されてると良いですね