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【完璧な1話】「火ノ丸相撲」の川田先生の新連載「アスミカケル」がジャンプ漫画としてお手本のような内容で面白かった
「アスミカケル」とは
2023年6月19日発売のジャンプ29号からスタートした作品で、作者は「火ノ丸相撲」でお馴染みの川田先生です。
1話はお手本のような内容で正統派の格闘マンガという事で評判は結構良かったと思います。
打ち切り候補
そんなアスミカケルが15話で早くも打ち切り候補に入るアンケ順位になってしまいました。
直近2話のアンケ結果が連続ワースト3、しかも急落したわけでは無く徐々に落ちての順位なので結構危ういです。
有力打ち切り候補である「一ノ瀬家の大罪」「暗号学園のいろは」「アイスヘッドギル」がもし居なくなったら次はほぼ間違いなくアスミカケルです。
地味さが原因か
格闘マンガと言えばパンチやキックで派手に相手を倒すんですが、アスミカケルの主人公である二兎は寝技メインなのでどう足掻いても地味。
しかも寝技の場合基本的に極まってしまえばそれで終わりなので、パンチやキックと違いその後の展開が作りづらい。(15話の敵は無理やり耐えてたが)
また、ドリトライみたいに超次元格闘ではなく正統派なので、現実にはあり得ない技とか物理法則無視みたいな盛り上げ方もできない。
誤魔化しが効かないのが正統派スポーツ・格闘マンガの強いところでもあり弱いところでもあります。
ライバルとラスボス
格闘マンガと言えば高め合う同世代のライバルが必須なんですが、現状のアスミカケルにはそのポジションが居ません。
ライバルになりそうな奴は居るんですけどね。
そのため、相手がオッサンだったりヒロインだったりで少年ジャンプらしからぬ渋い作品になってしまっている。
また今のところラスボスである兄貴の一狼が思ったよりフレンドリーな上にちょいちょい出てくるので、最終目標としてはどうなんだって感じ。
面白いポジションではあるものの、最初は憎むべき相手として描かれていたので肩透かしを食らった感が否めない。
まとめ
どっちかと言うと私は面白いと思って読んでるんですが、総じて地味だしジャンプ向けではない作品だなって思います。
明らかに青年誌の方が合ってそう。
果たしてここから盛り返せるか
32話で打ち切り
32話で打ち切りになりました。
コメント
人気連載作家の2作目にありがちなんだけど序盤から人気漫画のテンポで描いてるせいで展開が遅い
今週の主人公より格下の打撃ヤンキーとの試合なんて興味ないんだから1週で終わらせた方がいいわ
もっと言うとこんな地下格大会編なんて1回戦突破してライバルの紹介したら後はダイジェストで決勝まで持っていくくらいでいいよ
実はこいつらが後々も戦うライバルなのかもしれません
ジャンプのスポーツ・格闘技系は昔から超次元的の方がウケやすいから難しいところはあるよね。
ラスボス候補だった兄がアレだったのも、主人公の幼さや視野の狭さを表現してて割と好きではあるし(事情を知ってからの葛藤を描いているのも好き)
川田先生は画力も高いし面白い漫画を描くから、長続きしてくれれば嬉しいなぁ
悪くないですけどジャンプでウケる作品じゃないなって思います
自分も面白いと思ってるのですが・・・この順位は怖いですね
単行本買いましたがジャンプ+とかでやってくれた方が安心する
今はジャンプラでもバズればすごいですし本誌はリスクが大きいですね
相撲のやつは今でも読み返すくらい面白いが、今回のはこの先面白くなる感じがない。
絵も上手いしキャラクターも良いのだけど、MMAってのが馴染めないのかも。
試合展開はよくわからんから、もう少しキャラの人間性の部分を見たいな。