レールガン3期の爆死
大人気アニメ「とある科学の超電磁砲」の3期の円盤1巻の売り上げが爆死したと幾つかのまとめサイトが取り上げていました。
具体的には2期の1巻が18,801枚だったのに対し3期は3,502枚しか売れなかったそうです。
ちなみに私は漫画版は好きですがアニメはオリジナル要素が今一つなのであまり好きではありません。
2期から間が空きすぎていたのでは?
コロナのせいでは?
2期が放送してたのは2013年で熱が冷めた人は居るでしょうし、コロナの影響で今はエンタメ系にお金を落とす人が減っているのも確かですが、そもそも円盤が本格的に時代遅れになってきているんだと思いました。
動画配信サービスの台頭
アニメに限らず全ジャンルで円盤の売り上げが年々緩やかに下降傾向にある一方、それと反比例するように動画配信サービスの売り上げは年々増加しています。
元々動画配信サービスには下記のようなメリットがありました。
しかし、ひと昔前は見られる期間が短かったり画質が汚かったりでまだ円盤の価値もあったわけですが、最近はこういう問題も解消されいよいよ円盤を買う価値は無くなってきました。
ただし、独占配信によって見る人が減ってしまうみたいなデメリットもあるんですけどね。
円盤はお布施
一応昔の円盤は作画が修正されてるとか画質がキレイとか一応価値はありましたが、それでもテレビで録画してれば後から見返せたわけですから割高すぎると思ってました。
もう最近では特典が実質本体で円盤はオマケみたいな感じなので、アニメ業界に寄付するための手段みたいになってます。
だったらもうyoutubeのスパチャみたいに直接寄付できるようにしたら楽なのにと思ってしまいますけど、中々そうは行かないんでしょうね。
でも、オマケが本体の物を買って支えるというのはおかしな話なのでどうにかしてほしい。
売り上げ争い
キッチリ数字で出るので分かりやすい指標だというのは理解できますが、時代遅れの円盤の売れた枚数で争うというのはもう不毛だと思います。
円盤が売れてなくてもグッズ・配信・その他は滅茶苦茶好調な作品だってあるでしょうしね。
まあ不毛なマウント合戦が楽しいという気持ちは分からないでも無いんですけど、これをメインの指標にして語る時代が終わったという事は理解してほしいです。
まとめ
時代が終わったとはいえ、まだそこそこ売れてるのでこれからも円盤は発売されるでしょう。
それに全く売れなくても問題ない物なら発売しなきゃ良い話なので、制作側としても売れるに越したことはないはず。
MAPPAの社長もインタビューで円盤売上についてわざわざ触れてたぐらいですしね。
制作スタッフの待遇や1クールごとのアニメ本数など、色々と限界が来ていたアニメ業界がコロナをきっかけにどう変わっていくのか注目したいです。
コメント
マイナーなアニメはそもそも配信がなかったりするし、ブルーレイにはいつでも見れる点や設定画やオーディオコメンタリーもついていてその他の特典映像もあってファンには嬉しい特典がある
買ったことありますか?
一切配信が無いアニメってあんまりありませんし、特典目当てで円盤がオマケみたいな形は商売としてどうなのかな?と思ってます。
円盤って買った瞬間に満足してしまって結局見ないんだよなぁ…
いつでも見返せるんだし今はいいや…って言い続けて気付いたら埃被ってる
積みゲーと似てますね
自分はNetflix派だけどID:INVADEDみたいに
特典が脚本・舞城王太郎書き下ろし小説だとお布施って言われても
その世界を補完するために読みたいから買わざるを得ない
もっと業界自体が潤ってほしい
好きなアニメには応援する意味で円盤を買う。自分の好みは半永久的に変わらないから、後悔したり処分する事もないし。
ただ、ここ数年は年に1〜2作しか買わなくなってきて、去年はわたてんしか買ってない。レールガンは単行本で満足してるから食蜂さん抱き枕カバーだけでいいや。