◆関連記事
『アクタージュ』とは
『アクタージュ act-age』は2018年1月22日から2020年8月11日まで少年ジャンプで連載されていた作品で、原作は「マツキタツヤ」、作画は「宇佐崎しろ」先生が担当していました。
主人公である夜凪景が役者として芝居に奮闘する姿を描いた作品で、発行部数は12巻時点で300万部を超え数々の賞を受賞し将来を期待されていました。
以下あらすじ。
大手芸能事務所スターズが主催する俳優オーディション。未来のスターを目指す3万人の応募者の中に、異彩を放つ少女が1人──天才女優と鬼才監督の出会いから始まる、1本の映画を巡るアクターストーリー、開幕!!
出展:https://www.shonenjump.com/j/rensai/act-age.htmlより
原作者逮捕で打ち切り
そんなアクタージュでしたが原作者マツキタツヤ(松木達哉容疑者)が強制わいせつ容疑で逮捕され連載継続が困難という事で、2020年8月11日発売の36・37合併号をもって打ち切りになりました。
本当に突然の打ち切りだったため、「夜凪景含む3人がこれから大河ドラマに出演する」という展開の123話が実質最終回となってしまいました。
また、オーディションが開催されていた舞台化プロジェクトも当然お蔵入りとなり、13巻以降の新刊発売は中止されそれ以前の単行本は出荷停止。
更に電子書籍は無期限の配信停止となり、残っている紙の単行本かジャンプ定期購読のアーカイブでしか読めない幻の作品と化してしまいました。
もったいない
原作者が逮捕された以上打ち切りは仕方ないんですが、アクタージュが打ち切りになったのは本当にもったいなかった。
ベタなバトル作品では無く役者を描くというジャンプラらしからぬ題材で300万部はすごい事でしたし、中々替えが効かない作品でした。(演じるという点では現在連載している『あかね噺』が同じジャンルではあるんですが)
また、舞台化から実写化まで派生するのもほぼ確実でしたしアニメ化などで更に売上が伸びる可能性も十分あったので、逮捕の話を聞いた時のジャンプ編集部はここ数年で1番ショックを受けたんじゃないだろうか。
もしアクタージュが今も連載してれば暗黒期と言われている今のジャンプ連載陣の中だと上位の作品になってたでしょうし、暗黒期を加速させる一因になった事件と言えるんじゃないでしょうか。
感想
売上やオンリーワンの作風もそうですが、単純に面白かったので打ち切りになったのは本当に残念でした。
暗黒期が囁かれるたびにこの作品の事を思い出しますし、「何でそんなしょうもない事して逮捕されちまったんだ」と未だに思う。
こういう打ち切りが今後2度と無い事を祈る
宇佐崎しろが作画を担当する『魔男のイチ』がスタート
宇佐崎しろ先生が作画を担当する『魔男のイチ』がスタートしました。
コメント
もし休載なしで連載続いてたとしたら30巻くらいになるし結局今頃までには完結してて暗黒期には変わりなさそう
追記:この手の話でいつもワールドトリガーが週刊連載出来てたらなと思う
あっちはボリューム的に週刊で続いてたとしてもまだまだ終わってなくていい感じに看板の一角になってくれてたんじゃなかろうか
舞台化が成功してれば今までにない方向へ派生できてたと思うんですがね
この漫画はジャンプよりも少しだけ大人向けなマガジンの方があってた気はする
つーかジャンプの作家ってこの手の女性関係の不祥事多くない?
復帰してる人ばかりだけど原作って言う立ち位置で相方にも迷惑かけてるから流石に復帰はないか
成人向け描いてる人のがこういう事件起こさないよね
ジリ貧漫画家時代支えた嫁さん捨てて芸能人に走って文春されたキングダムも女性問題といえば女性問題か
少なくともジャンプでは無いんじゃないですか
ジャンプの人気作家が実は悪さしてるって設定の漫画(タイ●ク)がやってた時期にまさか本当に人気作家が犯罪者としてして逮捕される事件が起こるなんて嫌な偶然すぎる。
滅茶苦茶ネタにされてましたね
呪術、チェンソーマン 、アクタージュが大体同時期だったことを考えると逮捕されてなくても終わってるだろうし今の暗黒期は防げなさそう
原作者に金がいくようなこと(復刊)はありえないので本当に幻の作品になってしまった
よく呪術とセットにされてたのが懐かしい
虎杖と夜凪が隣同士のカットとか多かったからね…かたやアニメ化大ヒットかたや強制打切、遠くなりにけり
切ないですね
アクタージュは本当に面白かったし、よりにもよって面白さの大半が原作者の力によるものだったのがね…
ネームもコマ構成レベルでしっかりやってたし
名前を変えて読者に気づかれずにまた売れる作品描く未来すらありえる
オーディションで出演が決まった子が気の毒ですね…本当に馬鹿なことをしでかしてしまった