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くまみことは
吉元ますめ先生による漫画で月刊コミックフラッパーにおいて2013年5月号から連載している作品、2022年9月現在も連載中です。
山奥にある熊出村で巫女として仕える主人公のまちと、普通に人と会話できて知識も人と同等のクマのナツの暮らしを描く内容になっています。
2016年にはアニメ化されて全12話+OVA2話が放送されたんですが、最終回付近の内容がヤバくて炎上してしまいました。
かく言う私も当時見ていたので覚えています。
良夫のサイコパスキャラ
途中の話にも改悪ポイントはあったんですが1番話題になったのはやはり最終回付近のアニオリ。
上記のような前提があった上でまちがご当地アイドルコンテストに出場するんですが、出場を促した良夫というキャラが「まちがどれだけ嫌だったとしても熊出村の昔話にあった生贄のように現代の巫女として頑張ってほしい」という発言をしてしまいます。
元々痛い言動で嫌われ気味だった良夫がこの発言をした事により完全にサイコパス扱いされていました。
これを見た吉元ますめ先生が公式ブログで上記のように苦言を呈する事態に。
なお、マズいと思ったのかこの投稿はすぐに削除されてしまいました。
その後tumblrに改めてアニメを擁護するような文章が投稿されましたが、やはりどうしても削除された方が本音だったんだろうなと思わずにはいられません。
アニオリなんてやる時には逐一作者に確認を取らないといけないと思ってたので、こんな事もあるんだなと当時はびっくりしました。
最終回での現実逃避
それでも頑張ってご当地アイドルコンテストに出場してまちが特別審査賞をもらったのでめでたしめでたしかと思いきや、まちには喜んでいる観客たちすら自分に向かって石を投げているように見えていたみたいで、恐怖のあまり都会に行くのを辞め現実逃避してナツとずっと熊出村で引きこもる事にして終わり。
ホラーアニメか何か・・・?
当時見た時はこう思ってしまうぐらい酷い終わり方でした。
喜んでいる人たちすらこんな風に見えるって、もはや統合失調症ですよ。
「引きこもる前にまず病院行け!」とツッコんでました。
ちなみに脚本家を担当していた杉浦理史さんはこの件を機にtwitterを削除してFacebookの仕事履歴からもくまみこを削除してしまったため、余計に炎上していました。
まとめ
日常系アニメで突然恐ろしい改悪をして最終回だけホラーみたいにして終わってしまったという非常にレアなケース。
さくら荘のサムゲタンとかとは違って、やりたい事はハッキリしているだけに視聴者との認識のズレが余計怖い。
無難に終わっておけばいいのに何故こんな事になったのか今でも理解に苦しむ。
なお、円盤では良夫の台詞が修正され更にOVAでは紆余曲折あってまちが都会に行く事を決意しています。(最初からそうしろ)
当時見ていて胸糞だった人はOVAまで込みで見ると幸せになれるかもしれません。
コメント
5年以上前の話をなんでいまさら?