ルリドラゴンとは
6月13日発売のジャンプ2022年28号からスタートした作品で、作者は少年ジャンプ・ジャンプGIGA・ジャンプXで何回か読み切りを載せたことのある新人の眞藤雅興先生。
このルリドラゴンはジャンプGIGAで読み切りとして掲載されていた作品で、youtubeで公開されたボイスコミックが120万再生を超えた事により話題になっていました。
この再生数は他のジャンプ作品のボイスコミックと比べてもダントツで相当な注目度だった事が分かります。
日常漫画
主人公のルリが人とドラゴンのハーフで、ある日角が生えてきてしまったというお話なんですがジャンプとは思えないぐらいほのぼのしてます。
普通のジャンプ作品だとこの展開なら1話の時点で父親のドラゴンがド派手に登場したりルリを狙う組織やらが登場して盛り上げようとするんですが、そういう展開は一切なくちょっと学校でハプニングがあるだけで終始日常のまま。
早期打ち切りが当たり前で1話から全力で気になる展開や伏線をちりばめる作品ばかりのジャンプではかなり異例だと思います。
だが逆にそれが良い
最近のジャンプはしょっぱいバトル漫画を次から次へと連載しては打ち切ってたので、このあまりにジャンプらしからぬほのぼの日常作品は逆にありだなと思いました。
単品で見たらマガジンで連載してそう。
アニメ化と打ち切り
既にボイスコミックがバズっている事からアニメ化すると人気が出そう。
作品の雰囲気とかから編集部も最初からアニメ化ありきで狙って出してるような気がする。
ちなみにアニメ化するなら何となく京アニか動画工房のイメージ。
ただ、twitter見てる限りだと1話の評判は上々ですけどジャンプはアンケ至上主義なのでアンケ出してる層にウケるかどうか。
個人的にはアンケが落ちてきたからといってバトル展開やシリアス展開にはしてほしくないんですけど、そこはジャンプの宿命なのでアンケ次第。
色々な意味で今後が気になる作品でした。
コメント
ボイスコミック、めっちゃ面白かった!
ジャンプで長く生き残ってほしい!!
今までの常識に当てはめるとアンケ取りづらい作品なので、編集部も賭けだと思います。
長く続くかどうかは9話以降のアンケ順位次第です。
ジャンプ編集はシャーマンキングやドラゴンボールのように最初はまったりした雰囲気でもいきなりバトルトーナメントみたいなのを描かせて作品の持ち味をぶち壊すので、作者さんの好きにさせてあげてほしいですよね
台詞回しが好きで、それについてくる画作りもあるので月刊あたりのコンテ作りに余裕の有りそうなところでやった方がいいんじゃ編集?と思わずにはいられないほど期待してる作品。
まちカドまぞくと(おそらく掴みが)似てるとかで炎上させようとしてる人もいるけど、あれも好みのテキストの作品なので比べられても「ええやん」としか思わない。
ストーリーと関係のない、作風というのか好感の持てるテキストという意味では似たベクトルを持った作品だと思うので。