「パリピ孔明 失速」
最近twitterでパリピ孔明と打ち込むと「パリピ孔明 失速」とサジェストで表示されるようになってしまいました。
具体的に失速した事を示せる数字などは無いんですが、私も最初に比べると失速したと感じてる1人なのでその理由を考えてみました。
孔明の活躍
パリピ孔明なんてタイトルが付けられてて更に1話・2話では現代に蘇った孔明にがっつりとスポットライトが当たるので、やはり視聴者側は孔明の活躍を期待してしまいます。
しかし、話が進めば進むほど孔明の出番が減っていき英子とKABEの出番が増えていくので、そこでギャップを感じてしまった視聴者が居る気がします。
7話以降に至っては偶に出てくる縁の下の力持ち程度の存在になってしまっているので、私も物足りなく感じていました。
また、孔明以外にスポットライトが当たれば当たるほど普通の話になっていき「これパリピ孔明じゃなくてよくね?」という感じがしました。
KABEの存在とラップ
最初は孔明と英子のコンビで夢を目指して一直線!という作品だと思ってたので、そこにKABEが後から入ってきて2人の出番が減ってしまった事に違和感を覚えた人が一定数居る気がします。
また、失速した原因として1番挙げられるのがラップの存在です。
昔からオタク層はラップが嫌いでOPやEDにラップが入ると必ずと言っていいほど「ラップwww」みたいな感じでネタにされます。
特に日本語のラップは拒否感がすごい。
私自身はラップ自体が嫌いなわけでは無いんですが「単純に英子の歌にラップ合ってないな」と感じてしまいました。
ここら辺は完全な好き嫌いの話なので難しいですけど、英子単体で歌ってる時に「何か物足りないな」と思わせるような工夫が欲しかったです。
作画
これに関してはあまり触れてる人が居なかったのでそんなに気にされてないんでしょうけど、後半になるにつれて作画はどんどん悪くなっていってました。
おそらく最初と最後、つまり1話・2話・11話・12話で頑張る代わりに間の話はかなり省エネしてるんだと思います。
具体的に言うと3話以降はライブシーン殆ど止め絵になってましたし、音楽流しながら止め絵で時間稼ぎをするシーンもかなり多かったです。(あと何回同じ曲聞かせるんだっていう)
まあどアップのシーンは作画しっかりしてるので崩れてるって程では無いんですけどね。
タメ回
4話以降はずーっと10万いいね!企画をクリアするための話なんですが、3話までと比べると盛り上がるまでのタメが長くてダレてしまったと感じてる人が居る気がします。
10万いいね!を最終目標にするために大分アニオリを入れてるみたいなんですけど、問題が起きたら素早く孔明の策で解決して「説明しましょう!」の流れをやった方が3話までとのギャップは無かっただろうなとは思いました。
まとめ
失速したとは言われてるものの、2話までの掴みが完璧すぎただけでつまらなくなったという程では無いでしょうし、キリよく終わらせるためには仕方ないのかなと思いました。
タメてきた分最終話は思いっきり盛り上げてほしいです。
コメント
KABEは主要キャラの様ですが、その割に外見と中身が一致し過ぎて意外性がないと言うか、あの容姿でラップをやるって事の方が違和感あったりします
キャラとして魅力が乏しいですね
ワンパンマンのキングの様に見た目はごつくて強面の方がメンタル最弱と言う欠点が際立ったでしょう
ライバルの赤兎馬が格好良過ぎるのでもったいないです
憎まれ役っぽい唐沢は、彼自身、業界で生きて行くのに苦労したんだろうなぁって容易に想像できるのであまり憎めないし、その影響で七海は考え方が甘い印象であまり可愛そうには思えない…
全て原作の段階での問題なんですけどね
漫画ではKABE関連はほぼ無しでレコーディングが終わると対決済みだったので、良いオリジナルだなって感じました。
あと、諸葛孔明が大半を対応をした結果が、仕えていた国の滅亡という結果を知ってしまったので、自信を持たせてキッカケは用意して自分自身で気づかける方針になってるんじゃないかと。
(無論、サポートや誘導はするけど)