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『エンバーズ』とは
『エンバーズ』は2025年2月3日に発売された少年ジャンプ10号からスタートした作品で、原作は「車裂圭」先生、作画は「西井聡太郎」先生が担当しています。
車裂圭先生は検索した限りだと一切経歴は出てこないので、おそらく新人だと思われます。
西井聡太郎先生はマガジンで幾つか読み切りを掲載しています。
以下あらすじ。
喧嘩に明け暮れる中学生・灰谷ノボル。喧嘩負けなしの灰谷は、ある日サッカーでの敗北を味わう。
悔しさから徐々にサッカーにのめり込む灰谷が、ある日、中学サッカー界の天才・鷹見のチームと試合することに!?
サッカー界に、アウトローが殴り込む──始まる、ゼロからの下剋上!
出典:https://www.shonenjump.com/j/rensai/embers.html
燃え上がる高校サッカードラマ!
打ち切り臭
そんなエンバーズでしたが、残念ながら1話の時点では打ち切り臭がしていました。
以下ダメだった点。
- 不良だった主人公がサッカーに目覚めるという古臭い設定で意外性0
- 変な訛り+イカついだけの金髪という人気出なさそうな主人公
- 主人公たちの生い立ちや掘り下げが全く無く感情移入できないまま、素人モブも含めていきなり試合に出て置いてけぼり
- 中学生の試合時間は30分×2の60分なのに間違って90分やってる
確かにジャンプはすぐ打ち切りになるので序盤のテンポの良さは大事なんですけど、これは幾らなんでも急ぎすぎじゃないかなと思いました。
主人公の掘り下げが無さすぎて応援する気になれませんでしたし、周りの取り巻きに至っては完全にモブ。
その状態でいきなり試合をやられても興味が持てなかった。
せめて主人公の生い立ちや学校生活についてもう少し掘り下げるべきだったんじゃないだろうか。
あと原作と作画に別れてるのにストーリーや設定に捻りが無さすぎる。
全てがテンプレで正直誰でも思いつきそうな内容だったし、これなら原作いらんと思ってしまった。
他の作品に無い輝きを放ってたのは先生のハゲ頭ぐらいですよ。
試合時間のミスも原作と別れてるにしては杜撰だし、1話からこれだとこの先もルールでガバってツッコまれそう。
現実とは全く違う超次元サッカーなら別に良いんですけど、そういう訳でも無さそうだしルールミスは冷める原因になってしまう。
画力
ところどころ読みづらかったものの画力は中々でした。
西井聡太郎先生がブルーロックの元スタッフだったそうなので、サッカー描写はお手のものなんだと思われます。
ただ、人体の描き方やサッカーに関する物が良かった分、キャラの顔は少し荒く見えました。
コマ割もかなり詰め詰めで読みづらいですし、そこら辺が今後改善されれば絵的にはかなりレベルの高い物になるんじゃないかと思いました。
とはいえ、画力だけで他作品を圧倒できるほどの物では無いのでやはりストーリーが面白くならないと厳しい。
まとめ
そもそもジャンプではサッカー漫画が短命というジンクスがある上に、内容もこれだったので打ち切り臭が半端なかったです。
とはいえ、あくまで1話時点での感想なので巻き返しに期待。
「刹那で忘れちゃった」にならない事を祈る
コメント
作画も含め予想よりはいい部分はあったけど、やっぱりすぐ打ち切られそう…
主人公を何らかのスペシャリストにするのは王道だけど、
人気あるスポーツ漫画は初期から実際のテクニックで一芸特化してたり、もっと直接得点に絡むポジションが多い
がむしゃらディフェンス特化は話作りで足引っぱりそうだから、あんまり試合しないタイプのサッカー漫画かもしれない
劣化版スラムダンクのような有様ですね。
うーん、絵は上手いんだからブルーロックみたいに
特徴あるイケメン乱舞にすれば良かったのに
ライトウィングとかいう妙な爪痕残していった漫画が再注目されてて笑った
ジャンプってスポーツ漫画がずっと失敗続きなんだが
それって高校生の部活動漫画ばっかりだからだと思うんだよね
使いやすいフォーマットだが目標が目指せ全国大会で、あーはいはいまたこういうのねってなってしまう
そこを今までにないような切り口で描写するならともかく、このマンガはありきたりすぎる
ラストがハイキュー1話すぎるんだけど
来週天才イケメンくんが同じチームにいたら爆笑しそう