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マヌル探しの旅

ティゴとシャルロッテが再起不能になってしまったため、2人を治せる神薬エリクシールを調合できるマヌルを勇者が探す事になりました。
この件についてツッコミどころが多すぎるので箇条書きで紹介。

• 世界の命運を握っている勇者が大して強くもないティゴと会ったばかりのシャルロッテを治すためにマヌル探しに行く点
• 再起不能になってる人なんて幾らでも居るだろうに、この2人のために貴重な素材を使って伝説の神薬を作るメリットが少ない点
• いくら不遇職とはいえ世界三大企業が1人も薬師を抱えていない点
• マヌルの戦いを見ただけで薬師のスキルもあると勝手に判断してる点
• 頸椎は7個しか無い

矛盾してた訳では無いんですけど、説得力は全くありませんでした。

例えば王様が魔族に襲われてそれを治すためとか、これをきっかけに神薬を量産する目的があるとか、忌む眼を持った人しか神薬は調合できないとか、レベルが上がれば職業のスキルは勝手に上がる事を説明しておくとかすれば少しは説得力も出た気がするんですが、相変わらず話の持っていき方が下手。

全てがご都合だし相変わらず設定がゲームすぎ。
ドレッドノートに1ダメージでトドメを刺しただけで超レベルアップした挙句薬師のスキルまで上がるとか、改めて考えると意味が分からない。
どういう世界観なんだ。

ゲーム設定にしてもせめて身体能力と戦闘以外のスキルの経験値は分けておいて欲しかった。
じゃないとこの世界では幾ら調合について勉強しても、モンスターや人を倒してレベルが上がらない限り進歩が無いって事になっちゃいますからね。

ちなみに「神薬を作れるなら薬師は不遇職じゃないじゃん」というコメントが多々ありましたけど、薬師は攻撃力も防御力も低い上に魔法が使えず、スキルは基本的に回復アイテムで代用可能なので不遇職なのは間違い無いです。

ちくわ

10話でマヌルを大臣に突き出し咎人の烙印を刻ませたちくわでしたが、本気でマヌルが魔王軍の仲間だと信じてたみたいです。
アレクが死んだショックで他責思考になり犯人だと思い込みたかったんだと解釈してたんですが、ただのバカだったようです。

折角ファングストームを倒し可愛い素顔も晒して好感度上げようとしてたのに、こんな好感度爆下げの言動をさせるなんて。
まあ上之心々先生としてはこれで好感度が下がると思ってないんでしょうけど。

それにしても、ちくわは最初マヌルを命の恩人だと思ってたのに忌む眼を持ってると分かった瞬間に裏切りましたし、忌む眼の効力は半端ないですね。
ただ、未だに具体的な事は何も教えてくれないから理解不能なんだけど。

まとめ

やっと会えたと思ったら一瞬でさらわれ、空の彼方にぶっ飛ばされた挙句それを探しに行くとかふざけた展開ですね。
結局またマヌル中心に話が回ってるしこれじゃ1章と変わらん。

管理人

まともな面白さは諦めたから早くシュールギャグやって

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