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ミツケタの薄い過去
ミツケタの過去は1話で終わりました。
過去回想が大好きなこの作品の事なので数話に渡ってやるんじゃないかと予想してたんですが、あっさり終わりました。
しかし、そのせいで薄い過去になってしまい何の感動もありませんでした。
急に出て来た過去の人物たちが何人殺されようが思い入れはありませんし、1話で終わってしまったのでそれほど執念を感じられませんでした。
普段あれだけ回想ばっかりやってるのに何故ここはあっさり済ませてしまうのやら。
まあ隔週(時々月1)更新で回想を長々やられてもそれはそれでテンポ終わっちゃうので、どっちみち詰んでるんですがね。
これまでの過程でもっとミツケタについて掘り下げておけば1話の回想でも良かったのかもしれませんが、如何せんほぼ出番なしでいきなり過去回想なので感情移入しろって方が無理です。
なんでミツケタが今まで黙ってたのかも不明だし。
あとどうでも良いんですが、鎧武者はカフカのご先祖って事なんですかね?
ミツケタの過去まで描いたのに結局カフカが選ばれた理由が今ひとつ分からないんですが。
明暦の大怪獣は肉体を持たない、龍脈と交わるなど聞いた事無い設定も飛び出してきて相変わらず雑。
ガバガバの選択肢
鎧武者がカフカに心臓を差し出し、そのまま受け取って人に戻るか核に変えて完全に怪獣化するかを迫っていました。
しかし私はこのシーンを見た時に「松本先生と編集は正気か?」と思ってしまいました。
何故なら全く二者択一になってないからです。
鎧武者は「完全に怪獣化すれば人には戻れぬぞ」と脅してましたが、そもそも今人間に戻ったって明暦の大怪獣に一瞬で粉々にされて終わりです。
その後はミナや他の隊員も全員殺されてしまうでしょうし怪獣化するしかない。
会話見てる限り選択肢が1つしか無い事前提で進めてる訳でも無さそうですし、これを堂々と掲載してしまう松本先生と編集は論理的思考ができなくなってるんじゃないだろうか。
しかも週刊連載で締切に追われてるならまだしも1ヶ月ぶりの掲載ですからね。
もう批判よりも心配が勝ってしまう。
カフカが怪獣化
選択肢は1つしか無かったのでもちろんカフカは怪獣化の道を選びました。
しかし、どうせご都合だらけ&テンプレしかないこの作品の事ですから、色々あって「人間に戻れちゃいました〜」で終わると思います。
この作品は全てが陳腐ですからね。
あと9号と戦う前もどんどん体が怪獣化してるみたいな事を言ってましたし、この前使ってた暴走状態みたいな奴も怪獣化を早める手段だったので怪獣化するのも今更だろと思ってしまいました。
また、鎧武者の話を聞く限りどんだけ無茶しようが心臓を返して貰えば人間に戻れたみたいなので、戦う前の葛藤が全部ただの茶番と化したという。
松本先生が本当に何も考えずに描いてそうな気がして怖い。
まとめ
1ヶ月ぶりの掲載だというのにスカスカ&ガバガバで相変わらず酷かったです。
でもコメント欄を見てると今回の話で熱くなってる人も居るらしく、閲覧数や売上から考えても私が全く理解できない層が大勢居るんだなと驚いてます。
この話で熱くなれるなら他の作品読んだ時は感動しすぎて死んじゃうんじゃないか?
コメント
序盤から伏線あればもっとおもしろくなったんだけどな
感覚で思いついたシーン描いてるだけなのか実力ないのか知らないけど、この漫画読んでると今までの打ち切りも残当な気がしてくるわ。
幸運に恵まれてるだけで怪獣8号も内容は打ち切りクラスですけどね
伏線あれば面白くなりそうは本当そう
…これは針太郎!!?
1分間だけ8号のチカラを完全に使える、1分間過ぎると怪獣化が進んで乗っ取られる
って話はどうなったの?
作者も編集もどうせ忘れてるよ
数話前の設定なのに…
初期設定とか序盤に作ったヤツじゃなくて
数話前に先輩と秘密の特訓をして作り出した奥の手みたいなヤツだったのに…
今回の話で全部茶番と化しました
色んな漫画の要素が詰まってるし、龍脈に核化したカフカの心臓を捧げて(ぶつけて?)、そこだけ銀魂的ENDするに1票
自然災害相手の決着は長い目で見るとどんな形であれ一時凌ぎに過ぎないから普通別の着地点探すけど、大怪獣倒して全て解決した雰囲気で終わるんだろうなこれ
最後に龍脈とやらも破壊すれば万事解決!
カフカの不退転の覚悟に涙腺崩壊待ったナシ〜ッ!!