【ガバガバ】ぽっと出の技を9号に使ってたら急にミナが起きて共闘！【怪獣8号 108話感想】

ぽっと出の技
無能オペレーター
ミナが復活
まとめ
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ぽっと出の技

折角進化させた隊式格闘術の技がちっさいコマで消費されて、デカいコマは名も無い技で殴り合いと顔アップばっかりで笑いました。
この作品はこういうの多いです。

「〇式・○○！」とか言ってぽっと出の技を出して何となくそれっぽく描くだけで、どんな技かもよく分からないまま次の戦いではまたぽっと出の技を使う。
これだけキャラの必殺技が一杯あるのにナルトと言えば螺旋丸、一護と言えば月牙天衝、虎杖と言えば黒閃みたいにすぐ思い出せる技が全く無い。
そして名前も見た目も全然かっこよくない。

これだったら技名とか要らないと思うんですがね。

無能オペレーター

今回もオペレーターは劣勢のカフカを見ながら「9号さらに形状変化！」「マズイ！」などと見れば誰でも分かる事を言うだけの無能でした。
分析は全部カフカがやってましたし、変身時間の問題も共有されておらず指摘したのは保科。

これ言うのも何回目か分かりませんが、オペレーターは何のために居るの？
実況するだけなら映像見てる市民がやってりゃ良い話で、オペレーターはサポートしてください。
松本先生は都合のいい解説役みたいに使ってますけど、読者はずーっと違和感持ってます。

あと保科が8号に「変身してから30分以上経ってる」と言われてましたが、レノたちと戦ってる事考えたらそれどころじゃ無さそうですし、「人の体に戻れんようになる」って言った直後に割れた部分から人の顔が覗くのは演出としてどうかと思いました。
「外側の殻が破れれば戻れるでしょ」という風に見えちゃう。

ここから完全に8号に乗っ取られて暴走し、防衛隊でカフカを倒す流れになればもう少し面白くなりそうな気はしますけどね。

ミナが復活

ミナが復活して遂にカフカとの共闘になりました。
この共闘自体は1話から期待されてた事ですし良いと思うんですが、個人的にどうしても直前の状態が気になってしまう。

気を失ってすぐ側に寝かされてからカフカと9号が街をぶっ壊すレベルの戦いをしてたので、とっくにガレキの下敷きになってる筈なんですよ。
なんなら衝撃波でぶっ飛ばされてた筈。

なのに何事も無かったかのように出てこられると違和感しかない。
コピペ虎はボロボロで衝撃から守るなんてできたとは思えませんし、最初の衝撃の段階で目が覚めてたなら参戦するの遅すぎ。
ミナを吸収してる9号が逃げなかった事もそうですが、流石にご都合すぎる。

あと改めて思うんですが、ハンドガンで9号を消し飛ばす威力を出すのはどうかと思う。(消し飛ばせるなら核を撃てとも思う)
仕組みはよく知りませんが怪獣由来の銃が解放戦力の増加で強くなるのは良いとして、ラスボスである9号をハンドガンで倒せるなら今までのデカくて重そうな武器はなんだったんだって感じ。

「射程を伸ばすため」というのは理解できますけど、威力を上げるためにデカくしてたんだとしたらそれを使わざるを得ない怪獣の方が9号より強い事になってしまう。
結局デカい怪獣の方が強かったとなると小型化した最近の怪獣たちがバカみたい。
実際、9号に吸収されてカフカと小突きあってる2号より元のバカでかい2号の方が強そうに見えますしね。

それにハンドガンでも倒せるなら、97話でデカい銃を持ったミナの前に現れた9号が実は最大のピンチだったという事になるので笑える。
色々な意味で9号の作戦は行き当たりばったりすぎる。

「保科が近接しか使えないから肩身狭かった」という設定から主要キャラが近接ばっかりになった事もそうですが、防衛隊周りの設定は不可解な事だらけ。
全て完璧に説明しろとは言いませんが、もう少しどうにかならんのか。