【看板オーラ】ヤクザ物かと思いきやガッツリ異能力バトルという意外さが面白かったジャンプ新連載『願いのアストロ』1話感想【東リベ和久井建】

『願いのアストロ』とは
まとめ
2話、3話で打ち切り臭がしてくる
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『願いのアストロ』とは

『願いのアストロ』は2024年4月15日発売のジャンプ20号からスタートした作品で、作者は『東京卍リベンジャーズ』で有名な「和久井建」先生。
他雑誌の看板作品を連載してた人がジャンプに移籍してきたという事で話題になっていました。

以下あらすじ。

浅草の極道「世剣組」の世剣金剛が命を落とした。
古き良き義侠心に溢れた「世剣組」も平和な時代に合わせて姿を変えていく。
世剣金剛唯一の実子、世剣ヒバルは変容する組の姿勢から、本来大事にする義侠心のため跡継ぎから身を引くことを決意する。
その時、日本に降り注いだ隕石、そして目覚める謎の力「アストロ」。
厄災が平和な時代の終わりを告げ、再び暴力と義侠の時代へ――。
異能×アウトローの特大新連載が幕を開ける…！
出典：https://www.shonenjump.com/j/rensai/astro.html

ガッツリ異能力バトル

事前の作品紹介を聞いた段階では主人公だけが異能力を持ってヤクザたちと戦う内容を想像してたんですが、隕石によって世界が崩壊し誰もが異能力「アストロ」を持つという完全なファンタジーでした。
良い意味で予想を裏切ってくれてこのシーンはワクワクできました。

また、この作品はヤクザが正義かのように描かれるんですけど、且つて『ニセコイ』という作品でその設定は死ぬほど叩かれたので最初は「大丈夫かこれ？」と心配していました。
しかし、世界が崩壊し秩序が乱れてる状態なら暴力で仕切るヤクザが正義という設定もそこまで違和感が無くなるので、ここら辺は上手いなと思いました。

と言っても、荒れるかどうかはここからの展開次第ですけどね。

看板になれるかどうか

マガジンで看板連載してただけあって、1話の掴みとしては最近の新連載たちと格が違い看板オーラを感じました。
なので東リベで言うところのマイキーみたいな人気キャラさえ作れれば本気で看板になれると思います。

キャラデザや絵柄はまんま東リベですし、同じ層にウケる筈。

とりあえず1話だけ見た限りでは主人公ヒバルの相棒であるテラスが1番人気になりそうな気がしました。
東リベで言うところの千冬ポジション。
1話時点ではアストロを持ってないっぽいですが、かっこいいアストロが発現すれば人気になれるんじゃないでしょうか。

不安な点

不安な点があるとしたらやはり東リベの打ち切りみたいな最終回。
あれのせいで「ちゃんと完結させられない作者」というイメージが付いてしまってるので、長期的に続ける看板作品と考えると不安材料です。
あれが和久井建先生のせいじゃなくマガジンのせいなら良いんですけど、そういう情報は今のところ無さそう。

そこを気にして人が離れていって打ち切りなんて事にならないと良いですが。