全盛期と比べると勢いが落ちたなんて言われつつも、鬼滅や呪術やチェンソーマンなど新しいメガヒット作品をいくつも排出している少年ジャンプ。
しかし、その裏ではどうしようもないクソ漫画が大量に生み出されているのであった・・・
この記事では私が勝手に決めた令和のクソ漫画四天王を紹介していきます。
サムライ8
あのNARUTOを描いた岸本先生が原作を担当した「サムライ8」
「NARUTOを超える」という謳い文句のもと大々的な宣伝をされましたが、2019年24号~2020年17号までの43話で打ち切りとなりました。
注目度が高く宣伝の仕方からも編集部の力の入れようが見て取れただけに、その滑りようは歴史に残るものとなりました。
実際、この記事を見ている人の殆どはご存じだと思います。
原因
これも散々語られてるでしょけど、大きな原因は大体この辺りだと思われます。
あと作品自体の話ではなくなりますが、岸本先生がハードル上げまくったのも悪い方に作用してましたね。
NARUTOの長門も言ってた通り2作目は見事駄作となってしまいましたので、岸本先生の3作目に期待したいです。
サムライ8は編集が口出さずに大失敗したので、3作目はまた編集が思いっきり口出ししてほしいところ。
タイムパラドクスゴーストライター
2作目は市真ケンジ先生が原作の「タイムパラドクスゴーストライター」。
少年ジャンプで連載を目指す佐々木哲平が10年後から送られてきたジャンプの作品をパクって連載するという斬新な設定でしたが、2020年24号~39号までのわずか14話で打ち切られました。
作品をパクった上に責任転嫁する佐々木の倫理観の無さで炎上し、結構話題になっていた作品です。
原因
色々あるんですけど、結局のところはこの2点に尽きる。
もっと言うと、佐々木さえどうにかしてればこの漫画はまだどうにかなった気がします。
タイパクに関しては過去の記事でかなり語ってるので是非そっちも読んでもらいたいのですが、簡単に言うと完全に佐々木のやってる事がただの悪役なんですよ。
人様の漫画をパクってるだけのくせに、いっちょ前に使命感とか語りだしちゃう。
本人に罪の意識が無く結局最後まで罰を受けることはありませんでした。
創作とはいえ悪い事として描かれてる以上何かしらの罰を受けるべきだし、少なくとも罪の意識ぐらいは持つべき。
それなのに「この名作を世間に届けなきゃ」とか言って、アイノイツキにも明かさず1人でパクり続けるこいつは本物の悪役でありサイコパスでした。
作者だけではなく、編集部の倫理感も疑われた問題作。
ぼくらの血盟
3作目はかかずかず先生の作品「ぼくらの血盟」。
2019年の読み切りで好評だった誓約の紅を連載化した作品ですが、2020年42号~2021年8号までの18話で打ち切りとなりました。
原因
大まかにまとめるとこんな感じでしょうか。
タイパクとは違い主人公さえどうにかすればマシになるという作品ではなく、全体的に完成度が低かったです。
ぼくらの血盟に関しても過去の記事で語っているのでそっちも読んでもらいたいですが、1番問題だったのは倫理観だったと思います。
一応主人公の兄弟は「人間と吸血鬼の共存」を目指してるんですが、吸血鬼に殺された人間の女の子(アキちゃん)の事は忘れて吸血鬼ばっかり気にするというムーブをしていました。
あまりにテーマから逸脱した展開で読者からは「かかずかず先生が頑張って共存を描こうとしたけどリアルで吸血鬼だからこうなったんじゃないか」と恐怖されるほどでした。
もっとも、上で書いたように倫理観がまともだったとしてもその他の完成度も低かったので何故連載できたのか謎な作品でした。
ビルドキング
最後はトリコで有名な島袋光年先生の「ビルドキング」。
2020年50号~2021年19号までの20話で打ち切りとなりました。
一応最終話を描いた上の3作品と違い、完全に途中の状態で打ち切りとなり”続きは単行本で”という衝撃の終わり方をしたので当時話題になっていました。
原因
ビルドキングに関しては流し読み程度だったんですけど、打ち切りの原因は大体こんな感じ。
まずぱっと見の主人公のビジュアルがダサすぎる。
チビでムキムキで団子鼻って・・・誰が求めてるんだか。
そもそも絵柄が古いなんてことも言われますが、トリコがヒットしてたのでそれは原因じゃないと思います。
あと建築がテーマなのに結局殆どバトルしてるだけのストーリーも致命的だったんじゃないでしょうか。
トリコの場合はバトルをしても倒したら食べるという流れがあったものの、ビルドキングは敵を倒しても資材が手に入るわけじゃなかったですし、そもそもどっちかと言うと建築より破壊してる回数の方が多かったです。
そして、早々にハンター試験みたいなものが始まり”ビガー”というオーラみたいな物が登場。
更に試験内容も建築ではなくバトルがメインで、ビガーも説明不足のまま打ち切りという始末。
総じて見切り発車な作品という印象でした。
まとめ
よく令和のジャンプクソ漫画と言えば「魔女の守人」が上げられるんですが、良くも悪くもあれは普通の打ち切り作品でこの4作品と比べると格が違うと思ってます。
打ち切り作品で言えば他にも「AGRAVITY BOYS」「モリキング」「仄見える少年」「ニライカナイ」「アイテルシー」「クーロンズ」などがありましたが、そもそもクソじゃない作品もありますし、その他もやはり今回紹介した4作品と比べると普通の打ち切り漫画でした。
ヒット作の裏でひっそりと作品が打ち切られていくのはいつもの事ですが、ここまで突き抜けたクソが次から次へと出てくると編集部は大丈夫なのか?と心配になるので、今後はもう少し精査してほしいです。
コメント
「タイムパラドクスゴーストライター」は、当時も散々言われただろうけど
悪役をちゃんと悪役として描いていれば、『主人公が悪』でも成立したと思うんですよね、デスノートの夜神ライト宜しく
しかしこの漫画読んでると『この作者はこの主人公のどこが悪いのかを理解していないのではないか?』と言うのが作品を通して透けて見えて来る
『全て作者の計算で行われている』と言う信頼感がないと過激な内容の作品って読者も不安になるだけなんですよね
ジェットコースターはレールがあって整備も万全だから楽しめる
人はそれぞれ価値観は違ってもある程度許容できるけど、倫理観が違う、理解できないと一気に不安になってそれを排除したくなる様で
倫理観が違う、価値観が違うキャラを価値観や倫理観がしっかりした作者が描く分には問題ないが、それらを理解しない作者が描いたキャラはサイコパスなバケモノにしかならないんだな、と
やはり漫画を始めとする創作物は読者の作者への信頼がないと成り立たないんだなと思いました
ネトゲの運営にも同じような事が言えますしね…
魔女守なんてのもあったけど対抗馬が強すぎてもはや忘れられてる
進撃パクったインパクトだけで選ばれてる感じがします
しかも佐々木が笑えないタイプのサイコパスだったので、ただただ読者が不快になっただけでした
そりゃ問題行動したやつをお咎め無しにするようなところじゃパクリ正当化も大丈夫な判断だったんでしょ
まっとうな企業ならやらかした当人は実質解雇だし直属の上司は降格させられるのが普通よ
あと鬼滅の刃とボクヒロ、ゆるキャンも追加で。
あれだけの人気咲くなのに内容を褒めてる所が少すぎて探せれない。
全然作品読んでないのに批判してるダメダメな君に一つ教えてあげよう
管理人が嫌いだから挙げてるの、バレてるからね?
あっちのブログで暴れてた一人だよね、君は
今だったらレッドフードも候補に上がりそう
クソマンガって結構あるんですね…。血盟はいい漫画だと思っていたのですか…。
クソマンガバンザイ!
平成の四天王って最終的に何になったの、斬のこってる?