怪獣15号のお涙頂戴
やっとキコルが怪獣15号を倒したと思ったらなんとお涙頂戴展開が始まりました。
怪獣にそういうの要らないから!
そもそも怪獣っていうのはいきなり現れて理不尽に荒らしまわっていく存在だったじゃないですか。
それなのにベラベラ喋りだし精神攻撃を仕掛けてきて、挙句の果てには父親(怪獣9号)との思い出?
もう完全に怪獣じゃなくて怪人になっちゃってますね。
大体こんなぽっと出で良い事を何1つしてない奴がお涙頂戴とかやっても感情移入できませんよ。
何故怪獣9号が余計な感情を持たせたのかも謎ですし、どういう意図があってこの展開を入れたのか理解に苦しむ。
大騒ぎする指令室
15号を倒しただけで大騒ぎする指令室のオペレーターたち。
まだまだ他の場所はピンチなのにこの喜びようはおかしくないか?
これは新たに出現した5体と9号を全員倒した時のテンションですよ。
現地の余裕ある隊員が喜ぶのは100歩譲って分かるとして、サポートしなきゃいけないオペレーターたちが仕事放棄して「ウオオオオ!」とか言ってるのは異様。
長官のハゲも訓練みたいに落ち着いたテンションで「想定を超えて見せたな」とか褒めてるし、この作品の中でも指令室は特にガバガバすぎる。
オペレーターじゃなくてただの観客なんですよ。
これがやりたいんだったら上空のヘリから中継でもしてテレビの前の視聴者に喜ばせれば良いのに。
鳴海
久々に鳴海が出て来たんですが、時系列的に同時進行ではなくキコルが怪獣15号を倒した後なのに鼻血を垂らす程度の軽傷で済んでいました。
前回描写されてた時点で結構ボコられてた筈なんですがね。
そしてまたしても髪をかき上げて「今までは本気出してませんでしたよ」アピール。
最初から本気でやらんかい!
本気を出してないキャラがかっこいいのは基本的に相手を圧倒してるシチュエーションだけなんですよ。
敵に良いようにやられて街にも味方にも被害出してる奴が本気出してないアピールはただのクズでしかない・・・!
松本先生は完全にかっこよさに対する考えがズレちゃってるなと思いました。
これを見て「うおおおお!遂に鳴海の本気だ!」と喜んでるファンはさすがに頭お花畑すぎる。
まとめ
相変わらずとんでもないガバガバさでした。
指令室は描写すればするだけギャグになるから真面目な作品にしたいのであれば封印した方が良いと思います。
そして怪獣9号にたどり着くまであと何話かかるんでしょうね?
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