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良かった点
まず先に良かった点を書いておこうと思います。
まず1に関しては最初からずっとそうですが、哀愁漂うシーンはアニメの静かな雰囲気がマッチしてると思います。
この雰囲気をシーンによって使い分けてくれればもっと批判も減ってたんでしょうけど、全体が引っ張られ過ぎていました。
2に関しては電車にたどり着くまでと電車の上での戦いがアニオリとなっていて、そこの戦いは迫力があって良いと思いました。
CG感が強めなのは微妙でしたが許容範囲内。
3に関しては原作で見る事のできなかった早川家のほのぼのとした日常が見られて良かったです。
ここは後半の展開のためにも非常に重要なところですし、単純にアニオリで見たかったシーンでもありました。
4に関してはEasy revengeのタバコを吸う事でサムライソードへの復讐は終わった事が表現されてて良かったです。
こういう粋な演出に関しては最初から上手いと思います。
ここから下はほぼ批判。
Easy revengeの字幕
幽霊の悪魔から渡されたタバコに書いてあるEasy revengeの字幕が無くなってました。
中山監督の目指す写実的な作品に翻訳のための字幕を入れたくないのは分かりますけど、単純に初見だと字幕なしでは意味分からない人が多数派だと思います。
そもそも英語分からない人も居るでしょうし、「気楽に復讐を!」と意訳できる人は少ないでしょう。
「気楽に」って言われたからこそ幽霊の悪魔に恐怖心を抱かずに向かっていけてサムライソードの金玉を蹴ろうと思ったのに、そこが分からなくなったら台無しでは?
あとこんなグッズが発表されてました。
気楽じゃなくて気軽に変更されてるし、こういうの発売するためにアニオリ追加されたように見えてしまってモヤモヤしました。
ボソボソの悪魔
結局最後までボソボソの悪魔は消えませんでした。
今回だとアキとサムライソードが声の低さも相まってボソボソ感が強調されていたように思います。
岸辺などは分かるとして、アキとサムライソードはそんなボソボソ喋るキャラじゃないと思うんですがね。
「この距離でその声量じゃ聞こえないだろ」と思うシーンも多々ありましたし、最後までこのボソボソ喋りの良さは分かりませんでした。
デンジとサムライソードの戦闘改悪
まず原作だといきなりサムライソードが居合い切りをかましてデンジが修行の成果でそれを防いだので「何ィ!?」と驚くシーンでした。
しかし、アニメだとビルの中でキンキンやってから外に飛び出すというよく分からない描写をされていたので、サムライソードが何に対して驚いてるのかがよく分からなくなっていました。
いきなり必殺技でビルをぶち破るインパクトと外に出る前の一瞬の静けさの対比も消えてましたし余計な改悪だったなと感じました。
また、サムライソードの居合い切りを防げるようになったけど電車の中で女性を庇って腕を落とされてしまうという流れだったのに、アニメでは女性が横たわったままデンジが自分を守ってるだけのシーンになっていました。
またうろ覚えで作ったな
制作陣は完成したこのシーンを見て「そう言えば原作では何故この女性が居たんだっけ?」と思ったりしなかったのだろうか?
アニメだと修行したのにデンジがサムライソードの居合い切りに成す術無いようにしか見えないし、どんだけデンジの事嫌いなんだよって感じ。
まあコベニの弾切れを気にせず世に出してしまう人たちだからこれぐらいの改悪は気にならんか。
金玉蹴り大会
無事開催された金玉蹴り大会でしたが、金玉を蹴った時の”キーン!”というわざとらしい効果音が気に入りませんでした。
それって中山監督がやりたくなかったベタベタのアニメ的表現方法では?
ここまで全編通してギャグやぶっ飛んだシーンを殺してまで写実的にやってきただけに、この効果音がすごい浮いてるように感じました。
原作のノリでやってればそんな事思わなかったんでしょうけどね。
何故こうもチグハグな作りになってしまうのか理解に苦しむ。
本当に信念を持って制作してるのか疑問に思いました。
アキが主人公化
既に過去の記事でも書いたんですけど、完全にアニメではアキが主人公になったまま終了しました。
Easy revengeのタバコを吸うアニオリ自体は良かったんですけど、そのせいでデンジの存在が薄れちゃってる事を考えるとモヤモヤしました。
アキも主人公って捉えるのは良いんですけど、デンジより目立つのだけはあり得ない。
筋肉の悪魔を始めとしてデンジに関する描写ばっかりカットされたり改悪されたりしてるので、制作陣がアキ贔屓してデンジ嫌ってるように見えてしまいました。
レゼ登場
金玉蹴った後にデンジの夢で終了かと思いましたが、色々とすっ飛ばしていきなりレゼが登場していました。
当たり前ですけど劇場版・または2期やる気満々ですね。
それにしても、こんな無理して出すぐらいなら姫野の長尺再放送とか無駄なアニオリ削って普通に出せば良かったんじゃないだろうか。
おまけにあれって豪雨の中で言う台詞なんですけどレゼまでボソボソの悪魔と契約しちゃってて「その声量で聞こえるのか?」と思ってしまいました。
レゼ編とアニメの雰囲気は相性良いでしょうけど、ボソボソだけは辞めた方が良い。
ED
最終回のEDもそんなに良いとは思えませんでした。
結局私の中ではホルモンがダントツで良くて次にVaundyで残りはその他って感じです。
アーティストの宣伝になる以外にあまり効果的とは思えなかったので、やはり毎回EDを切り替えるなんてアニメにとっては労力の無駄だなと思いました。
しかもその結果本編のクオリティが落ちてるんだから本末転倒ですよ。
それだったらEDは1曲にしてもっと本編に力入れてってなるのは当然の話。
総評
結局最後まで微妙だったなという感想です。
原作のノリを殺したり、余計な改悪したり、本当にどうしてこうなったって感じ。
これがチェンソーマン唯一のアニメ作品なんだと考えると悲しいです。
おそらくまた振り返りや原作の話をする記事なども投稿するので、そちらも見て頂けると幸いです。
批判された理由
批判された理由を振り返った記事です。
アニメと原作の違い
アニメと原作の違いについての記事です。
作画ミス
最終回も作画ミスだらけでした。
円盤の売上判明
円盤1巻の初週売り上げが判明しました。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』制作決定
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が制作決定しました。
コメント
好きなキャラを意味なく優遇
嫌いなキャラを意味なく改悪
書きたいシーンばかり力入れて
間のシーンをテキトーに制作
どこまでも二次創作の同人作品にしか見えないアニメだなぁ
特に意図の分からない改変・改悪が嫌いでした
アキ優遇デンジ冷遇はほんとわかる
アキ優遇までは良いとしてデンジ冷遇は本当に無理でした
原作漫画のアニメ化でやっちゃいけないことほとんどコンプしてそう。
本人が原作リスペクトしてるとか名言しててこれはほんとに救えないですね。普通にやればいい作品になるのに自我出して駄作にするのほんともったいない。
金かかってるし良いところもあるので駄作と斬り捨てられないのが個人的に1番モヤモヤするポイントです
ただでさえ万人受けしづらい作風なのになぜハードルを上げてしまうのか…
普通のアニメ化じゃダメな理由もよく分からんし言うほど邦画が世間的に受けてるのか?って話なんだよな
無駄なハードル上げはマジで不要でした
なんだろうな…ほんと。
せっかくの作品を「もったいねー」って気持ちが勝ってしまって
全然楽しめなかった…。
一生に一度のアニメ化だと思うと本当に勿体ないですね
同雑誌で同時期放送なのでついBLEACHと比べてしまうけど、BLEACHは薄い原作をギュッと絞って濃いアニメになった感じ、チェンソーは濃い原作をアニメで薄めた(絞りカス)印象。
細かいことですが、最後に警察が集まって事後処理?してるところに(アニオリ?)パワーとコベニが並んで立ってるシーン、あんなにゾンビ相手に暴れまくったパワーのシャツが真っ白。血塗れじゃないとおかしい。いちいちお着替えするのか?
永遠の悪魔と3日戦ってたデンジのシャツも綺麗でしたし大して考えて無いんだと思います
各話EDって2期でやってもやらなくても批判されますよね。
やったら前回もうけてなかったのに。やらなかったら予算削減って。
基本ホルモンで、ピンポイントに特殊EDのほうが良かったような。
辞めて批判する人はそんなに居ないんじゃないかと予想してます
やっぱり前回切るタイミングがおかしかったせいで最終回も違和感あるスタートでした。
普通に前回でゴーストにトドメ→OP前のアバンでコベニ登場とかで良かったんじゃとか思います。
結局アニメ版だと全体通してずっと暗い盛り上がらない笑いどころや目を見張る戦闘シーンもそんな無くて
正直面白くありませんでしたね
見終わったのにびっくりするほど印象薄いですもん。
切るタイミングは毎回わざとやってんのかと思うぐらい下手でしたね
あれは毎回切り替えるEDに合わせに行った結果なんじゃないかと思ってます
Easy revenge!の和訳は「復讐するなら簡単に」ぐらいかな
まあ何が簡単かわかりませんけど多分デンジの選択が最適だったという事です
だいたい同じ感想でした。
easy revenge字幕なしは「英語くらい分かるだろw」みたいな感じで印象悪いうえに、ニュアンスも変わった印象です。
ビルから飛び出す原作の超カッコいいシーンも普通でした。
とにかく最後まで原作への監督の愛が薄いアニメだと思いました。
作画の人たちはみんなチェンソーマン大好きなのに本当にかわいそう。
大流行したぼっちざろっくと真逆で、同期に放送されたのは何の皮肉なのかと思いました。
監督、吉原達矢さんに変えてくれないかな。
徹底的に原作の決めゴマが潰されていましたね
多分ぼざろやBLEACHが無くても今みたいな反応だったと思います
やらなくていいこと、余計なことをして評価をさげた感じ。
いくらファンが署名活動をしようが、原作者がヒラコーくらいのブチギレを見せないと監督も何も変わらなそう
アニメチェンソーマンの、アクションディレクターは吉原達也さんという素晴らしい方なのに、監督が吉原さんの使い方を間違えてる。
中山嫌い。
私は漫画勢で内容を理解した上でアニメを見ていたので、かなり緩く見ていたのですがそれでも気になったところは結構ありましたね。コウモリとチェンソーマンの対峙シーンの間の悪さや、Easy revengeの翻訳がされてない、電車内での女性がいた意味のなさなど様々。車内にいた女性に対する「食っちまうぞ」というデンジのセリフがないのはさすがにMAPPAやらかしたなぁ、と思いましたね。長文失礼しました。
中山ドラゴンが作った、これがほんとのクソ映画ですね。
毎回作画が不安定。
キャラの表情に迫力がない。
背景cgがサザエさん。
淡々とした音楽。
意味不明かつ原作改変してしまうオリジナル表現。
いまいち迫力がないアクション。
ボソボソの悪魔と化してしまった声優陣。
唯一ダメ出しなしで褒められるところは、目の作画だけですね。
地獄楽も失敗したし、進撃の巨人も落ちた。
もうダメだよ。MAPPAは。
2期はシャフトかwit、ufotable、トリガーとかに作ってもらいたいな。
たぶん無理だけど。