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居酒屋のシーン
先に言っておくと居酒屋のシーンとベッドシーンなどはまだ良かったです。
以下良かったところ。
最初から分かってる事ですが、静かなシーンに関しては写実的な演出がハマるので自然とよく見えます。
ただし、2話であったようなネクタイを結ぶアニオリほど良い物は無くまあまあ止まりでした。
また、居酒屋は全体的にもっとBGM多めでにぎやかにした方が良いと思いましたし、「しません!」「しまァす!」などの勢いも足りませんでした。
あとビールに氷が入ってないと見せかけてIQのくだりの伏のビールに氷が入ってましたが、ビール以外の物をおかわりしたんだと補完しておきました。
ここから下は批判。
戦闘のCG感と手抜き
1話からCGと言われまくって手書きアピールをしていた戦闘シーンでしたが、7話もCGのような違和感がありました。
これも手書きなんでしょうけど、結局CGのようなぎこちなさやのっぺりした感じが出てしまっているのでダメでした。
あと服に付いてる血がベタ塗りすぎる上に3日間暴れたにしては異常なまでにキレイで、明らかに手抜きだなと思いました。
原作では上から下まで血まみれだったのに描いてた人はおかしいと思わなかったんですかね?
無駄に引きの画と永遠の悪魔の声
また迫力のあるところを無駄に引きの画にして台無しにするパターンやりました。
永遠の悪魔にトドメを刺すシーンが原作ではこのような一枚絵だったのに対して、アニメでは引きの画な上に真後ろからのアングルで普通に振り下ろして斬るだけになってました。
そして大事な永久機関のシーンも演技・戦闘描写ともに微妙で、カメラをグルグル回したりまた引きの画にしたりで迫力不足でした。
なんてことは無いワンシーンって感じ。
なんでそんな改悪するの!?
この迫力あるシーンをあのショボいシーンに差し替えて一体どういう効果があるんですか?
ただでさえ前回変身すらせずに締めて気持ち悪い終わり方だったのに、7話の戦闘がこんなショボいと拍子抜けも良いとこですよ。
わざと盛り上がらないようにしてるとしか思えない。
そのせいで戦闘と日常シーンの緩急も弱くなってるし、私には全てが悪い方に作用しているとしか思えません。
あと原作通り永遠の悪魔があちこちからヒソヒソ喋ってるので何を言ってるのか全然聞き取れず、「痛いのに我慢できないから8階には無い心臓を差し出した」というのが字幕なしだと非常に分かりづらくなっていました。
ここは吹き出しありきのシーンなんだからアニメでは聞こえやすくなるように努力しましょうよ!
大事なところで改悪するくせに変なところで原作通りやって分かりづらくするってどういう事なのか。
作ってる人は素人なのかな?
岸辺のボソボソ喋り
予告で分かってた事ではありますが、戦闘シーンの間に挟まれると岸辺のボソボソ喋りが悪い意味でより強調されていました。
低音ボソボソはスピーカー勢には聞き取りづらいでしょうし、音上げると戦闘シーンがうるさいっていうまさに邦画ですね。
たしかに岸辺は感情の起伏がほぼ皆無ですが、もう少し聞き取りやすいようにはっきり演技させても良いんじゃないでしょうか。
方向性は違いますが惑星のさみだれでも津田健次郎さんが音響のせいで聞き取りづらい声になっていたので、本人が悪いわけじゃないのに声優さんのイメージ的にも悪影響ですよ。
EDのゲロチュー
EDはひたすらゲロチューにフォーカスした曲になっていて、サビの歌詞は「ゲゲゲロゲゲゲロゲロチュー!」でした。
インパクトはありましたがわざわざED使ってまでやる事か?と思いましたし、監督の言う「大人が鑑賞するに耐えうるだけの力のある物」という視点から見るとネタに振りすぎじゃない?って感じ。
あれだけテンション抑えて大人しく作るんだったらEDも大人しくやれよって思っちゃいますし、全部EDのテンションで本編も作った方が間違いなく面白かっただろうなとも思いました。
総評
前回の変な切り方・戦闘の迫力の無さ・EDなどを見てると明らかに中山監督は戦闘よりもゲロチューをメインに据えてるなと思いました。
メインはそこじゃ無いでしょ・・・
確かにゲロチューは話題になった部分ではあるんですが、やっぱり永遠の悪魔戦でどこが見せ場かと言ったら永久機関のところですよ。
他を犠牲にしてでもあそこに全力注いでも良いぐらいです。
チェンソーマンのアニメでチェンソーマンが戦うたびに評価が落ちるとか笑えないギャグですよ。
こりゃサムライソードも多分ダメだな・・・
ついでに後半の作画レベルが明らかに落ちていて顔の陰影が無くなったりしてましたが、まさかもう息切れ?
余計なところばっかりヌルヌルにして目に付きやすいところを手抜きとかペース配分間違ってますよ。
批判し続ける理由について
批判し続ける理由についての記事を書きました。
更におかしい事について深堀した記事です。
8話の感想
8話の感想です。
コメント
無能の働き者ほど厄介なものはない
個人的には普通だったかな。全体的に暗かった上に視点がぐわんぐわんしてたから分かりづらかったけど。原作は暗くなかったから永遠の悪魔の質感も違って見えましたね。
作画の質は良い方だと思ってます。全体に使う枚数をバランス良くすれば盛り上がるって考えてますけど。この先の回の為に温存してるかもですが。蛇の悪魔や幽霊の悪魔も結構面倒臭そうでしたし、ヒルの時みたいに気合い入れるんじゃ?
あと6話だとヤクザとの決着ぐらいまででしょうか。Aimerが担当しているエンディングが気になります。
他が酷くて作画だけが売りの作品みたいになっちゃってるので、作画の質が落ちるのは致命傷だと思います
最終回はほぼ間違いなく金玉蹴って終わりでしょう
永遠の悪魔から飲み会の一連はめちゃくちゃ面白いのにテンション低くてつまらなかったな…。どこまで原作レ◯プするんだろう、という実写デビルマンと同じ楽しみ方で観てる
原作のノリでやってほしい人にとってはそういう楽しみ方しか残ってないかもしれませんね
チェンソーマンすごく好きだったのに観るのがつらくなってきてしまってもう来週からは観るのやめようと思う。
この監督がやりたいこととファンが面白いと思っているところが全くかみ合ってないと思う。
なんでこんなことになってしまったんだろう、別の会社に作り直して欲しい。
なんか作画良くて金がかかってることがわかる分悲しくなってくるわ。
アニメ信者が「原作厨がー」とか「逆張りオタクがー」みたいな事言ってるのホントきつい。
いい加減無理があるだろ、そんなレベルじゃないって、原作関係なくアニメ単体として酷い出来だよ。永遠の悪魔戦 終始聞き取りづらいしジタバタしてるだけで迫力もあったもんじゃないし
画作りも音響も最悪だよ
ブリーチ見てみろよ、ファンみんなニコニコだぞ
MAPPAの無駄なところでぬるぬる動かす作画が嫌いで、ただでさえ原作から苦手なゲロキスのシーンは見るに耐えないだろうと思って7話でリタイアすることにしました。
見る価値のあるシーンがちょっとでもあった時のために読ませてもらいます。毎話レビューありがとうございます。
6話まではまあ微妙な部分もあるけど、媒体違うしいいんじゃない?って感じで見てましたが今回の永久機関で見切りました。
もう監督変わらない限り見なくてもいいかなって感じです。
すごっく同意
みんなアニメ監督とかに親殺されたんかな?
今まであえて監督が自分のこだわりのために改悪してると思ってましたが、多分普通に実力、経験不足なだけですよねこれ。
何かを作る時は自分の中にあるこれまで見た演出が少なからず参照されると思うのですが、両腕に刃物をくっつけて暴れ回るキャラクターが登場するアニメや実写作品なんてこれまで中々なかったでしょうし、何かを参考にしてチェンソーマンの戦闘シーンのアニメを生み出すのはかなり難しいと思います。
もっとアクション描写に精通していてオリジナルを生み出せる段階に来ている人を監督にしてほしかったです。
これがチェンソーマンじゃなかったとしても、視聴していて引き込まれない、ただただアニメ見てるな〜って感じ。素直に演出が下手くそ。