ジャンプ新世界漫画賞とは
週刊少年ジャンプによる漫画賞で、月1開催されておりその回によって審査員の先生も変わります。
第1回の審査員は尾田栄一郎先生です。
準入選または佳作に選ばれた作品はジャンププラスで読めるようになり、更に賞金や審査員に講評もしてもらえます。
ちなみにジャンプ新世界漫画賞で選ばれた中にはレッドフードの川口勇貴先生やPPPPPPのマポロ3号先生が居ます。
藤本タツキ先生の影響
脳噛ネウロや暗殺教室が有名で今は逃げ上手の若君を連載している松井優征先生が第66回の審査員だったんですが、そこで松井先生が「藤本タツキ先生の影響を受けたような作品が多く、そればかりだと見飽きてしまいます。」という総評をされていました。
これは特にジャンププラスを読んでる読者なら共感できるでしょうけど、本当に最近タツキ先生の読み切りみたいな作品は多いです。
俗に言う”タツキチルドレン”。
15の春を泣かせない/2022年9月期JUMP新世界漫画賞 - mya | 少年ジャンプ+
ある日彼女が口を開いた。「次の金曜日 死ぬんだ 私」。記憶はそのままに、死ねば何度でも生まれ変わるという。歪な死生観に翻弄される主人公の行く末は…。
今回の佳作の中だと「15の春を泣かせない」という作品がモロにそうで、内容だけではなく絵柄もタツキ先生に影響されているように見えます。
とはいえ、これを書いたmya先生は14歳なのですごい事は確かですけどね。
まとめ
素人の読者だけではなくプロの漫画家も同じように感じてるんだなと思いました。
総評に書いちゃうぐらいですから、おそらく佳作に入ってない物の中にもそれっぽい作品が沢山あったのでしょう。
松井先生の言う通りで、タツキ先生っぽい作品ばっかりだと飽きますし何より本物を超えられはしないでしょうから、もっとオリジナリティを磨いてほしいですね。
ちなみに、松井先生の脳噛ネウロは最高に面白いので是非読んでみてください。
コメント