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障子と口田
障子と口田が病院を担当したのは偶然ではなく、異形型の大きなお姉さんや避難民から異形型が決起していると聞いたからでした。
前回とかもそうでしたが、過去に迫害を受けつつも異形差別を無くすために覚悟完了してる障子かっこいいですね。
また口田の両親の話も少し挟まれていて、生えてきた角に関するエピソードと障子を笑われた事に怒った経緯が上手く繋がっていました。
主人公以外の親をここまでの人数描いてる作品も中々珍しいですよね。
しかも一々キャラが濃くて良い話してくれるので、親世代の話だけでも派生作品1個作れるんじゃないかと思うぐらいです。
誰も付いてこないスピナー
正気を失いつつも決起声明をもう一度口にして一時的に異形たちを扇動したスピナーでしたが、障子の説得に加えて病院の普通の人と異形型の人が手を取り合ってバリケードを作っている所を見て決起した異形型たちは戦意を失ってしまいました。
差別問題に対してはヒーローが全部解決するよりも最後は市民同士で解決した方が説得力が増すと思うので、良い落としどころだと思います。
それにしてもここまで周りに流され利用され勝手に持ち上げられ、最終的に誰も付いてこなくなる・・・今のスピナーは見てて悲しくなりますね。
いよいよ救いよう無い感じになってますけどやっぱりもう助からないのだろうか。
死柄木とゲームできる日が来ると良いような、それでは温すぎるような•••
スピナーだけではなくヴィランたちが最終的にどうなるのか非常に気になるところ。
黒霧か白雲か
最終的に1人で黒霧のところまで辿りついたスピナーでしたが、何とか追いついた山田(プレゼントマイク)が同時に白雲として呼びかけるところで今回は終了でした。
オールフォーワンも言ってたんですけど、黒霧の個性があればヴィランは一気に有利になるのでここで黒霧として目覚めるか白雲として目覚めるかでヴィランとヒーローの戦いが大きく左右されます。
普通だったら「白雲として目覚めるに決まってるじゃん」って話なんですが、最近のヒロアカは絶望展開に持って行く事が多いですから黒霧として目覚める可能性も全然あります。
とはいえ、あれだけ相澤と山田が呼びかけてたわけですから最終的には白雲として目覚めてくれると信じてます。
さすがにこれ以上の絶望は勘弁してくださいよ堀越先生?
休載と連載終了について
次回もメチャクチャ気になるんですが残念ながら次週は休載。
再開は11月21日となります。
かなり休載が多かった事もあり今年一杯では絶対に終わりませんね。
とはいえ2023年には確実に終わってるでしょうから、いよいよジャンプの柱の1つが消えます。
SAKAMOTO DAYSはメチャクチャ面白いけどまだ柱と言えるほどの知名度はとてもありませんし、とんでもない暗黒期に入りそうです。
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